IMAGICA GROUP、第3四半期決算は最終損失2億4200万円と赤字転落…アニメ・ゲーム関連好調もTVポスプロや字幕・吹き替えなど苦戦

IMAGICA GROUP<6879>は、2月4日、2025年3月期 第3四半期累計の連結決算を発表し、売上高665億3600万円(前年同期比6.9%減)、営業利益4億8800万円(同78.1%減)、経常利益2億5200万円(同87.4%減)、最終損失2億4200万円(前年同期は14億3400万円の利益計上)だった。

・売上高:665億3600万円(同6.9%減)
・営業利益:4億8800万円(同78.1%減)
・経常利益:2億5200万円(同87.4%減)
・最終損失:2億4200万円(同14億3400万円の利益計上)

同社では、アニメ制作やゲームの3DCG制作は好調に推移したものの、TVのポストプロダクションが低迷したほか、字幕や吹き替えなどローカライズ受注が大きく落ち込んだ、としている。

なお、TVポストプロダクション事業の業績の早期回復は困難であるとの結論に至り、事業撤退と希望退職者募集の実施を決定した。

■2025年3月期の業績見通し

2025年3月期の業績は、売上高960億円(前期比3.7%減)、営業利益12億円(同69.4%減)、経常利益8億円(同78.5%減)、最終損失9億円(前期は23億7300万円の利益計上)、EPS-20.36円を見込む。

・売上高:960億円(同3.7%減)
・営業利益:12億円(同69.4%減)
・経常利益:8億円(同78.5%減)
・最終損失:9億円(同23億7300万円の利益計上)
・EPS:-20.36円

【通期計画に対する進捗率】
・売上高:69.3%
・営業利益:40.7%
・経常利益:31.5%
・最終損失:26.9%