バンダイナムコHD、新設子会社バンダイナムコエクスペリエンスにバンダイナムコAMの全株式を承継　AM機器企画・販売と施設運営の役割を分離・明確化

• バンダイナムコホールディングス<7832>は、2月5日、子会社バンダイナムコアミューズメントの株式のすべてを、吸収分割により2月14日付で設立する新子会社「バンダイナムコエクスペリエンス」に承継させる会社分割を実施することを発表した。

  2025年4月より新たにスタートする同社グループの中期計画の推進に向けて行うアミューズメントユニット内の企画開発力の強化と、 施設運営における人材獲得・育成強化を目的とした組織再編の一環として、会社分割を実施する。

  会社分割の効力発生ののち、バンダイナムコエクスペリエンスは同社グループのアミューズメントユニットの事業統括会社として同ユニット全体を統括するとともに、施設・業務用機器コンテンツの企画・販売を行い、バンダイナムコアミューズメントは施設運営事業に特化した会社となる。各組織の役割を明確にすることで、経営資源の最適配分や効率的な事業運営を図り、アミューズメント事業における成長を促進していく。バンダイナムコエクスペリエンスの代表取締役社長には現バンダイナムコアミューズメント代表取締役社長の川﨑寛氏が就任する。

  なお、この会社分割は同社および完全子会社との間で行う吸収分割であるため、連結業績への影響は軽微としている。

【追記】
2月25日付け「官報」に「吸収分割公告」が掲載された。

【追記】
2月28日付の「官報」に施設・業務用機器コンテンツの企画・販売事業と、施設運営事業の分業に関して「吸収分割公告」が掲載された。