NextNinja、24年9月期決算は最終利益1億0600万円と黒字転換…「グラサマ」中心に主力タイトルが国内外で好調

NextNinjaの2024年9月期(第16期)の決算は、最終利益が1億0600万円と黒字転換を達成した。前の期(2023年9月期)の実績は、最終損失4億2400万円だった。2月10日付の『官報』に掲載された「決算公告」で判明した。

同社によると、3本の主力タイトルが国内・海外ともに伸びたことで前年度より大幅な増収増益となったという。とりわけ「グランドサマナーズ(グラサマ)」のグローバル版が大きく収益に貢献した。国内・グローバル版とも数々のIPとのコラボを実施し、プレイヤーから大変高く評価されているそうだ。

また、将来タイトルへの積極投資も引き続き行っており、特に事前登録を始めている「學園文豪ストレイドッグス」がリリースに向け鋭意開発中となっている。

続く25年9月期(今期)は、「グランドサマナーズ」のグローバル版を中心とした既存の運営タイトル、リリース予定の「學園文豪ストレイドッグス」が成長に寄与する計画となっている(なお、第1四半期も順調に推移しているという)。

今後、同社としては、グローバルIPプロデュース企業として、グローバルでの需要が拡大する、日本アニメ・マンガとのコラボゲームを主軸に、海外収益基盤の強化・拡大を目指していく考えだ。