Aiming、24年12月期決算は営業損失5億5200万円と赤字幅縮小 第1四半期は11億6900万円と黒字転換を見込む

Aiming<3911>は、2月14日、2024年12月期の連結決算を発表し、売上高170億8600万円(前の期比6.1%減)、営業損失5億5200万円(前の期は13億0900万円の損失計上)、経常損失1億5000万円(同11億円の損失計上)、最終損失3億4100万円(同22億2700万円の損失計上)だった。売上高と営業損益は予想から下振れたが、経常利益と最終利益は予想を上回った。

・売上高:170億8600万円(同6.1%減)
・営業損失:5億5200万円(同13億0900万円の損失計上)
・経常損失:1億5000万円(同11億円の損失計上)
・最終損失:3億4100万円(同22億2700万円の損失計上)

サービス中タイトルについては、スクウェア・エニックスとの共同開発タイトル『ドラゴンクエストタクト』は、季節イベントや、新キャラクター追加の実施を通じて、アクティブユーザー数及び課金ユーザー数の維持に努め、収益に貢献した。『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』は、2周年を迎え、記念キャンペーンや新キャラクターの追加の実施を通じて、収益に寄与した。『剣と魔法のログレス いにしえの女神』をはじめとする他タイトルについては、長期運営によるKPIの低下は見られるものの、周年イベント実施等により、アクティブユーザー数及び課金ユーザー数の維持に努めた。

開発中タイトルについては、『2.5次元の誘惑(リリサ)天使たちのステージ』を2024年9月3日に全世界に向けて同時配信した。また『銀河英雄伝説 Die Neue Saga』を2024年10月2日に配信した。さらに2025年3月12日に配信予定の『WIND BREAKER 不良たちの英雄譚』をはじめとした他翌四半期以降に配信を予定しているタイトルの準備と品質の向上に努めた。今後より激化することが予想される市場競争に対し、IP取得によるユーザー訴求力の向上や共同事業などによる適切なビジネススキームの確立に取り組む、としている。

 

■2025年12月期 第1四半期の業績見通し

第1四半期の業績は、売上高51億2700万円(前年同期比11.3%増)、営業利益11億6900万円(前期は5億5200万円の損失計上)、経常利益2億1000万円(同1億5000万円の損失計上)、最終利益1億1000万円(同3億4100万円の損失計上)、EPS2.37円を見込む。株価収益率は88.6倍となる。

・売上高:51億2700万円(同11.3%増)
・営業利益:11億6900万円(同5億5200万円の損失計上)
・経常利益:2億1000万円(同1億5000万円の損失計上)
・最終利益:1億1000万円(同3億4100万円の損失計上)
・EPS:2.37円

 

【追記】
業績推移は以下の通り。

 

株式会社Aiming
http://aiming-inc.com/
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会社情報

会社名
株式会社Aiming
設立
2011年5月
代表者
代表取締役社長 椎葉 忠志
決算期
12月
直近業績
売上高170億8600万円、営業損益5億5200万円の赤字、経常損益1億5000万円の赤字、最終損益3億4100万円の赤字(2024年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3911
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