【ゲームエンタメ株概況(2/14)】好決算&自社株買いでソニーグループが高値更新 後場場中に決算発表のマイネットは大引けにかけてS安に

2月14日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反落し、前日比312.04円安の3万9149.43円で取引を終えた。為替が1ドル=152円台と円高方向に振れたことで輸出関連株などを中心に売り物が先行した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は29銘柄(30%)、下落は61銘柄(64%)、変わらずは6銘柄(6%)で、下落した銘柄が多数を占めた。
中で、ソニーグループ<6758>が大幅続伸し、昨年来高値を更新した。ソニーグループは、前日2月13日に2025年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表したことや、3000万株・500億円を上限とする自社株買いを発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、好決算関連ではMIXI<2121>やアルファポリス<9467>、CRI・ミドルウェア<3698>、なども買われた。
コムシード<3789>は好決算発表に加え、ダイナムとオンラインバーチャルホール事業で業務提携すると発表したこともあり、大幅反発した。
半面、マイネット<3928>が大引けにかけて急落し、ストップ安まで売られた。マイネットは、後場場中15時に2024年12月期決算を発表しており、2025年12月期予想が営業利益で前期比76.7%減と大幅な減益予想を打ち出していることが市場のネガティブサプライズとなったもようだ。
ほか、gumi<3903>が連日の急騰の反動でストップ安となり、決算発表関連では東京通信グループ<7359>やカヤック<3904>などが売られた。
カバー<5253>は続落し、終値ベースで2500円台を割り込んだ。

会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1548億4700万円、営業利益266億円、経常利益265億1100万円、最終利益176億100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高88億4600万円、営業利益4億2800万円、経常利益3億7500万円、最終利益2億4500万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長 吉田 憲一郎/代表執行役社長CEO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入12兆9570億6400万円、営業利益1兆4071億6300万円、税引前利益1兆4737億2600万円、最終利益1兆1416億円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758