イオンファンタジー<4343>は、2月14日、2025年2月期連結業績予想の修正を行い、売上高873億円(前回予想867億円)、営業利益47億円(同57億円)、経常利益44億円(同42億円)、最終損失11億円(同16億円の利益計上)とした。
・売上高:873億円(前回予想867億円)
・営業利益:47億円(同57億円)
・経常利益:44億円(同42億円)
・最終損失:11億円(同16億円の利益計上)
・EPS:-55.63円(同80.94円)
従来予想からの修正率は、売上高0.6%増、営業利益17.5%減、経常利益4.7%増となっている。
・売上高:0.6%増
・営業利益:17.5%減
・経常利益:4.7%増
【前年実績との比較】
・売上高:6.7%増
・営業利益:31.1%増
・経常利益:1.9%減
2025年2月期において、国内は既存店の改善が進み前期より約7%売上が増加した。好調なプライズ部門に加え、荒利益率の高いメダル部門・時間制遊具部門が前年より売上高が拡大したことにより荒利益率が改善し、賃上げによる人件費の増加を吸収した。
また、プレイグランドの新業態ちきゅうのにわを今年度6店舗出店し、いずれも計画を大きく上回る進捗であり利益の底上げに貢献している。結果、売上高・営業利益は前回予想を上回り過去最高を更新する見込み。アセアンについても、新規出店が順調に進捗し、売上高は過去最高を更新する見込み。
中国事業は経済活動の低迷が長期化し、ショッピングセンター内の競合との競争環境が激化したことにより売上高は計画より約37%減少する見込み。店舗・本社コストの低減を図ってきたが、営業利益は前回予想を大きく下回る見込み。中国事業は構造改革を進めており、不採算店舗の閉店約70店舗を今年度実施する。
経常利益は、直近各国の為替レートが期首より円安に進行し、為替差益を計上する試算をしており、結果経常利益は44億円となり、前回予想より2億円上回る見込み。また、中国事業は2026年2月期に不採算店舗30店舗前後の閉店を実施することで来期損益の大幅な改善を目指していく。第4四半期に閉店損失引当金及び減損損失等を約10億円計上する見込み。
会社情報
- 会社名
- イオンファンタジー