DLE、キャラ育成のノウハウと最先端のAI・デジタル技術を融合してスガキヤの「スーちゃん」のブランド育成プロジェクトを展開

ディー・エル・イー(DLE)<3686>は、同社が20年にわたり培ったキャラクター育成のノウハウと、最先端のAI・デジタル技術を融合させ、スガキコシステムズ(以下「スガキヤ」)が保有するオリジナルキャラクター「スーちゃん」のブランド育成プロジェクト「スーちゃんとゆかいな仲間たち」を展開し、キャラクターのリブランディングを行ったこことを発表した。

本プロジェクトは、スガキヤのマスコットとして中部地方を中心に長年にわたって親しまれている「スーちゃん」を、SNSを中心としたweb上のコミュニケーションを通じてキャラクターの魅力を高め、さらなる愛着と認知度の向上を図ることを目的としてスタートした。

従来アニメーションで表現していたキャラクターのストーリーを、同時展開した7つのキャラクターアカウントとのやり取りを通じて表現することで、アニメだけでは実現できなかった現実世界での存在感を強化した。

また、従来のSNS運用では、キャラクターの口調や表現に一貫性を持たせるために、特定の担当者のみが業務を担当していたが、個人への負担が増大し、フォローアップが難しくなるなどの問題があった。そこで今回は、最新のAI技術を導入し、誰でもキャラクターの個性を損なうことなく発信できる業務フローを構築した。

これにより、投稿作業の効率を大幅に向上させ、負担を軽減しつつも質の高いコンテンツを高頻度で発信できるようになり、スーちゃんをより身近に感じられるようになった。

ポイント① AI活用による革新的コンテンツ生成

・自然体のSNS投稿実現
AIが自動で「スーちゃん」のキャラクター設定に準じた投稿文を生成することで、均一かつブランドに忠実なコミュニケーションコンテンツを容易に実現。

・画像・動画生成AIの導入
画像生成AIおよび動画生成AIにより、視覚的に魅力的なコンテンツを大量生産。これにより、SNS上でのインプレッション獲得が飛躍的に向上した。

・コンテンツプロンプトの自動生成
コンテンツ作成のためのプロンプトもAIが自動生成する仕組みを導入し、クリエイターや専門技能者に依存せずに効率的なコンテンツ制作を実現。コストパフォーマンスの向上にも寄与している。

ポイント② 専用WEBアプリによる工程の効率化

ノーコードのアプリ開発AIを活用し、今回のキャンペーンに特化した専用WEBアプリを開発した。誰でも簡単に操作できるユーザーインターフェースにより、制作工程全体の効率化と作業時間の大幅短縮を達成した。

ポイント③ 新たなブランドエンゲージメントの創出

この先進的な取り組みにより、「スーちゃん」公式アカウントは、従来の企業公式では発信しにくかった裏側の情報から、さらに魅力的なキャンペーン告知などの多彩なコンテンツを提供できるようになった。

また、新店舗「スーちゃんハウス 星ヶ丘テックランド店」のオープンに合わせたオリジナル楽曲「ラーメンを食べよう」とオリジナルダンス「スーちゃんダンス」の制作による盛り上げも行い、リアルとデジタルの両面から多角的なブランド向上に貢献した。

DLEは今後も、キャラクターをはじめとするIP(知的財産)の価値向上に取り組むプロフェッショナルとして、最先端デジタル技術と革新的なAIソリューションを積極的に活用し、エンターテインメントとマーケティングの可能性をさらに拡大していく。

株式会社ディー・エル・イー(DLE)
http://www.dle.jp/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エル・イー(DLE)
設立
2001年12月
代表者
代表取締役社長執行役員CEO 小濵 直人
決算期
3月
直近業績
売上高17億500万円、営業損益5億5900万円の赤字、経常損益5億9000万円の赤字、最終損益5億2000万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3686
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