【ゲームエンタメ株概況(3/12)】国内証券が投資判断「アウトパフォーム」を継続のアカツキが6日ぶりに反発 大引け後に通期決算発表控えたGENDAはさえない

3月12日の東京株式市場では、日経平均は小幅反発し、前日比25.98円高の3万6819.09円で取引を終えた。為替が1ドル=148円台へと円安方向に振れたことや、ウクライナが米国主導の30日間の停戦案を受け入れたと伝わったことで、先物主導で反発した。ただ、米国の関税政策への懸念は根強く、上値は限定的だった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は61銘柄(64%)、下落は29銘柄(30%)、変わらずは6銘柄(6%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、ソニーグループ<6758>やセガサミーHD<6460>、サイバーエージェント<4751>などが買われ、子会社の消費者金融事業の堅調な業績推移が伝えられたLINEヤフー<4689>は昨年来高値を更新した。
東海東京証券が目標株価は3640円から3470円に引き下げたものの、投資判断「アウトパフォーム」を継続したアカツキ<3932>は6日ぶりに反発した。
ほか、オルトプラス<3672>が4日続伸し、サンリオ<8136>やKADOAKAWA<9468>の強さも目立った。
半面、バンク・オブ・イノベーション<4393>やドリコム<3793>が売られた。
この日の大引け後に2025年1月期の本決算の発表を控えたGENDA<9166>もさえない。
家庭用大手ゲーム株では、スクウェア・エニックスHD<9684>とコーエーテクモHD<3635>が小幅安となった。

会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高236億5200万円、営業利益39億1500万円、経常利益42億3300万円、最終利益16億4600万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高1117億8600万円、営業利益79億6500万円、経常利益73億0500万円、最終利益33億0400万円(2025年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166