ガーラ<4777>は、この日(3月14日)、金融庁より不適正な会計処理に関連して6495万円の課徴金納付命令を受けたことを明らかにした。納付期限は5月14日。同社は、2006年にも社員3人のインサイダー取引に関連して金融庁より課徴金命令を受けていた。
金融庁によると、同社は、本来費用計上しなければならないソフトウェアの開発費について、ソフトウェア仮勘定とソフトウェアとして資産を過大計上する不適正な会計処理を行っていたとし、過年度の有価証券報告書と四半期報告書の訂正を行っていた。
同社では、今後、速やかに課徴金を国庫に納付する、としている。業績への影響については、2024年12月期決算において課徴金相当額を課徴金引当金繰入額として特別損失として計上しているという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高23億5000万円、営業損益4億4700万円の赤字、経常損益3億5800万円の赤字、最終損益9億700万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777