ネクソン<3659>は、カン・デヒョン(姜大賢)氏と鶴見尚也氏の2名を本日3月26日開催の定時株主総会で新任取締役に選任したことを発表した。また、任期中の監査等委員である取締役のアレクサンダー・イオシロビッチ氏、本多慧氏、国谷史朗氏の3名に加えて、イ・ジョンホン氏、植村士朗氏、パトリック・ソダーランド氏の3名を監査等委員でない取締役として再任した。
カン・デヒョン氏は、2004年にNEXON Korea Corporationに入社後、2005年に『Crazy Arcade』チームリーダー、そして2007年に『メイプルストーリー』ライブ開発チームリーダーを務めた後、2009年にライブパブリッシング室長、2011年にNEOPLE INC.の『アラド戦記』開発室長、2014年にライブ開発本部長を歴任し、2017年にはNEXON Korea Corporationの副社長及びインテリジェンスラボ本部長に就任した。2020年には、NEXON Korea CorporationのCOOとして開発戦略の策定や運用をリードし、2024年に同社の共同代表取締役に就任している。
鶴見尚也氏は、1992年にセガ・エンタープライゼス(現・セガ)に入社後、欧米において家庭用ゲーム機及びハードウェア関連事業に従事し、グローバル事業拡大につながるM&Aを主導するなど、多岐にわたる分野を統括した。2012年にセガの代表取締役社長兼COOに就任した後、2014年にはセガサミーホールディングスの代表取締役専務に就任し、2021年まで同社の取締役を務めた。さらに、ゲーム分野を超えて、ホテル、ゴルフ、屋内型テーマパーク、統合型リゾート事業など、グローバルエンターテイメントにおける様々な分野で豊富な経験を有している。
■ネクソン代表取締役イ・ジョンホン氏のコメント
「デジタル・エンターテインメント分野において、クリエイティブ及びビジネスの両面で優れた実績を持つ2名がネクソンの取締役に加わることを大変嬉しく思います。両名を迎えたことは、同社のイノベーションそしてグローバル事業拡大への強いコミットメントを示すものです。」
■カン・デヒョン氏のコメント
「20年以上もの間、共に歩んできたネクソンの取締役に就任したことを大変喜ばしく思います。既存フランチャイズの更なる成長を推進するとともに、持続的なヒット作となり得る新作のリリースにより事業の成長をリードできるよう努めてまいります。」
■鶴見尚也氏のコメント
「このたび取締役に就任したことを大変光栄に思います。ネクソンは有力なIPポートフォリオを有し、豊富なノウハウによりその価値を高め続けていること、また強いキャッシュ創出力による強固なバランスシートを持つことで実力を広く評価されています。既存フランチャイズの拡大と新しいビジネスチャンスを通じたネクソンのグローバル事業の発展に貢献できるよう尽力してまいります。」
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4462億1100万円、営業利益1241億7600万円、税引前利益1959億8700万円、最終利益1348億4800万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659