
gumi<3903>は、この日(7月30日)、「今後の当社事業方針について」を公開し、中期経営計画を修正し、2026年4月期の税引前利益について、前期比1.3%増の25億円~同62.1%増の40億円を目標利益とし、早期に時価総額1000億円達成を目指す。モバイルオンラインゲームは8300万円の赤字から5億円~10億円の黒字、ブロックチェーン等事業は20~30億円(同21.5%減~17.6%増)となっている。

稼ぎ頭となっているブロックチェーン等事業では、ビットコインの取得やWeb3・AI領域のファンドの組成を行うとともに、SBIグループのネオメディア戦略との連携など図る。トークン(OSHI・FCT)継続受領や、ビットコインへの投資利益、ブロックチェーンゲーム『ブレフロ バーサス』のリリースで収益を稼ぐ。



また、モバイルゲーム事業については黒字転換を見込んでいる。自社ゲームエンジンとIPを軸としたゲームを提供することで安定収益の創出を目指す。不採算タイトルからの撤退や国内外の人員適正化が完了し、再出発を図る。複数本のIPタイトルの開発を行っているほか、『ジョジョの奇妙な冒険』を第2四半期(25年8~10月)にリリースする予定だ。

会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高89億4200万円、営業利益3億7000万円、経常利益21億300万円、最終利益20億6300万円(2025年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903