『東京喰種』コラボの『デッドバイデイライト』が首位　『モンハンワイルズ』も変わらぬ強さ発揮　25年3月29日~4月4日のSteam売上ランキング振り返り

2025年3月29日~4月4日のSteam売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。今回はいずれも平日の朝方のものとなる。まず、首位争いから見ていくと、前半～中盤は、カプコン<9697>『モンスターハンターワイルズ』が引き続き首位を維持して強さを示した。後半に入ると、『東京喰種』とのコラボチャプターを配信した『デッドバイデイライト』が首位を獲得。その後、無料アップデート第1弾を配信した『モンスターハンターワイルズ』が再び首位を取り返している。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 2025年3月31日 (月)
■ 2025年4月1日 (火)
■ 2025年4月2日 (水)
■ 2025年4月3日 (木)
■ 2025年4月4日 (金)

■ 2025年3月31日 (月)

3月31日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、カプコンの超大型タイトル『Monster Hunter Wilds(モンスターハンターワイルズ)』が首位を獲得した。リリースから早くも1ヶ月が経過し、他の新作などに首位を取られる場面が増えて、これから少しずつ順位を落としていくかに見えたが、力強く首位を奪還した。今週末の4月4日には無料タイトルアップデート第1弾を実施する予定で、さらなる盛り上がりが期待される。4月後半以降、季節イベントや、カプコンコラボなどを準実施する予定だ。

コナミデジタルエンタテインメント『Yu-Gi-Oh! Master Duel』が4位にランクアップ。3月28日より8000万ダウンロード記念キャンペーンを開催しており、売上を伸ばしているようだ。期間中のログインで1000ジェムや、対象のカードパックを開封できるチケットがもらえるログインボーナスやジェムのセールを期間限定で実施するほか、新たなセレクションパック「メタルレイダーズ・ドミネーション」の追加も行った。　

このほか、コーエーテクモゲームス『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』が19位にランクイン。こちらは本日、ゲーム内に登場するキャラクター「さゆり」誕生日を記念したキャンペー0んを開催している。さゆり専用「ノクターンコーデ」登場する誕生日ガチャやフェス、ログインボーナスなどが用意されている。

■ 2025年4月1日 (火)

4月1日9時50分現在の国内Steam売上ランキングは、『Monster Hunter Wilds(モンスターハンターワイルズ)』が首位をキープした。カプコン<9697>は、昨日3月31日、同タイトルの世界累計販売が1000万本を達成したことを明らかにした。4月4日には第1弾となる無料アップデートの配信を予定しており、さらなる伸びが期待されるところ。『エーペックスレジェンズ』が2位、『Street Fighter 6』が3位と続いた。

バンダイナムコエンターテインメント『鉄拳8』が6位にランクアップした。本日よりゲームアップデートとともに、「シーズン2」を開幕しており、売上を伸ばしているようだ。「シーズン2 キャラクター＆ステージパス」 「シーズン2 キャラクターパス」を購入すると、4月4日にアンロックされるシーズン2追加DLCキャラ 「ライトニング・スカーレット」に早期アクセスすることが可能だという。「シーズン1 キャラクター＆ステージ パス」などのセールも行っている。

また、新作として、2P Games『スルタンのゲーム』が14位に登場した。Double Crossスタジオが開発するストーリー重視のカードサバイバルRPG。スルタンの忠実な臣下となり、スルタンの代わりに狂気じみたゲームへと身を投じる。

このほか、コーエーテクモゲームス『レスレリアーナのアトリエ 』が12位にランクアップ。シリーズ最新作『ユミアのアトリエ ～追憶の錬金術士と幻創の地～』より、「ユミア」(CV：#倉持若菜)が登場＆ピックアップする「LEGEND FES」を開催しており、売上を伸ばしている模様だ。

■ 2025年4月2日 (水)

4月2日10時現在の国内Steam売上ランキングは、カプコン<9697>『Monster Hunter Wilds』が首位をキープし、バンダイナムコエンターテインメント『鉄拳8』が2位にランクアップし首位に迫った。「シーズン2」が開幕しており、売上を伸ばしているようだ。「シーズン2 キャラクター＆ステージパス」 「シーズン2 キャラクターパス」を購入すると、4月4日にアンロックされるシーズン2追加DLCキャラ 「ライトニング・スカーレット」に早期アクセスすることが可能だという。「シーズン1 キャラクター＆ステージ パス」などのセールも行っている。

また、Valve『Counter-Strike 2』が7位に急上昇を見せた。昨日4月1日、「ウィークリーケアパッケージ」で3つの新しい武器コレクション Ascent、Boreal、Radiant がドロップストに追加となったほか、アーモリーに新コンテンツの追加、Inferno と Trainのマップ更新など春の大型アップデートを実施しており、売上を伸ばしている模様だ。

■ 2025年4月3日 (木)

4月3日10時15分現在の国内Steam売上ランキングは、Behaviour Interactive『デッドバイデイライト』が首位を獲得した。『東京喰種トーキョーグール』とのコラボチャプター「Dead by Daylight｜東京喰種トーキョーグール」の配信を開始しており、売上を伸ばしているものと見られる。ゲーム本編も60％OFFのセールを行っていることも一因。今回のコラボをきっかけに始めた人も少なくないようだ。

また、Landfall『Haste』が16位にランクイン。グローバルでTOP10に入るなど海外で人気を先行して集めていたが、日本でも人気に火がついたようだ。崩れていく空間をハイスピードで駆け抜けるスリルあふれるランニングゲーム。Steam Next Festに出展したデモも20万ダウンロードを記録するなど前評判の高い作品だった。どこまで順位を上げていくのか注目される。

このほか、サイバーステップ<3810>『CosmicBreak Universal』が18位に登場した。昨日4月2日よりリリース4周年を記念したシーズン17を開始した。豪華イベントの開催や新キャラクター「マジカル☆シエス」＆「アクイーアガールAIR」の登場など、様々なキャンペーンを実施しており、売上を伸ばしているとのこと。

■ 2025年4月4日 (金)

4月4日の国内Steam売上ランキングは、Behaviour Interactive『デッドバイデイライト』が首位をキープ。「東京喰種」とのコラボチャプターの提供を開始したが、セール効果も相まって新しいユーザー層の開拓に成功したようだ。コラボチャプターである『Dead by Daylight - Tokyo Ghoul』も4位にランクアップした。

新作では、PlayStation Publishing『The Last of Us Part II Remastered』が12位にランクインした。パンデミックで文明崩壊したアメリカを舞台にしたサバイバル・アクションゲーム「The Last of Us」の続編にあたる。PlayStation4向けに2020年に発売されたが、リマスターされている。映像作品も4月14日より配信となる予定で、相乗効果が見込めそうだ。

また、『Call of Duty: Black Ops 6 - ブラックセル(シーズン03)』が13位に登場。オペレータースキン「メイス」や「ハドソン」を含む100以上の報酬に加え、「CR-56 AMAX」や「HDR」などヴェルダンスク時代の基本武器も入手できるほか、限定オペレータースキンや、武器設計図、その他の報酬など130以上のアイテムを獲得できるチャンスを得られる。

このほか、新たな伝説の冒険者「樹海の王 アルボリス」を追加した『Wizardry Variants Daphne』が17位、オシャレでセクシーな新水着「サンシャイン・プラージュ」を追加した『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』が18位に入った。