Aiming、1Q(1~3月)決算は売上高12%増、13億5200万円の営業黒字に転換 『ウィンヒロ』の受託売上を計上 開発中ゲームの費用負担の清算も寄与

  • Aiming<3911>は、4月28日、2025年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表、『ドラゴンクエストタクト』が4.5周年イベントなどで安定的な収益に貢献したことに加え、『WIND BREAKER 不良たちの英雄譚』の受託売上の計上もあり、増収での着地となった。

    また、各利益項目も増収効果に加え、開発中のゲームタイトルにおける同社の費用負担を清算したことや業務委託費を抑制したことが寄与したことにより、黒字転換を達成した

    売上高51億6800万円(前年同期比12.2%増)
    営業利益13億5200万円(前年同期1億4900万円の赤字)
    経常利益5億300万円(同4200万円の赤字)
    最終利益3億6200万円(同3億4600万円の赤字)

    サービス中のタイトルは、スクウェア・エニックスとの共同開発タイトル『ドラゴンクエストタクト』は、4.5周年イベントや新キャラクターの追加により、アクティブユーザー数と課金ユーザー数を維持し、安定的な収益に貢献した。

    『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』は、コラボイベントや新キャラクターの追加の実施を通じて、収益に寄与した。『2.5次元の誘惑(リリサ)天使たちのステージ』と『銀河英雄伝説 Die Neue Saga』は、季節イベントや新キャラクターの追加の実施を通じて収益に貢献した。

    『剣と魔法のログレス いにしえの女神』をはじめとする他タイトルについては、長期運営によるKPIの低下は見られるものの、コラボイベント実施などにより、アクティブユーザー数及び課金ユーザー数の維持に努めた。

    また、新作『WIND BREAKER 不良たちの英雄譚』を2025年3月12日に配信開始し、翌四半期以降に配信を予定しているタイトルの準備と品質の向上に努めた。

  • ■第2四半期累計の業績予想を開示

  • 2025年12月期通期の業績予想については、スマートフォンを中心としたオンラインゲーム事業を展開しており、短期的な変化が激しいことなどから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、非開示としている。

    代わりに同社は四半期ごとの業績予想を開示しており、新たに開示した第2四半期累計(1~6月)の連結業績予想は以下のとおり。

    売上高87億6700万円(前年同期比8.3%増)
    営業利益14億6900万円
    経常利益5億7100万円
    最終利益4億2300万円

※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。

株式会社Aiming
http://aiming-inc.com/
自分たちの面白いをカタチに変える
自分たちの面白いをカタチに変える

会社情報

会社名
株式会社Aiming
設立
2011年5月
代表者
代表取締役社長 椎葉 忠志
決算期
12月
直近業績
売上高170億8600万円、営業損益5億5200万円の赤字、経常損益1億5000万円の赤字、最終損益3億4100万円の赤字(2024年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3911
企業データを見る