
任天堂<7974>は、5月8日、2025年3月期の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料から待望の新ハードウェアであるNintendo Switch 2に関連する情報を取り上げたい。
まずはNintendo Switch 2の販売予想だが、2026年3月期はハードウェア本体が1500万台、ソフトウェアは4500万本に設定している。なお、「Nintendo Switch 2 Edition」のソフトウェアは、パッケージ版はNintendo Switch 2、ダウンロード版はNintendo Switchのソフトウェアに含む形になっているという。
【追記】
ちなみに、2017年3月に発売したNintendo Switchのハード販売台数をみると、1ヶ月のみの販売となった2017年3月期では274万台、通年で販売した2018年3月期では1505万台を販売したとのこと。Nintendo Switch 2については一部で供給量を増やすという報道があったが、見通しを見る限り、大きくは増えないということだろうか。

また、Nintendo Switch 2の専用ソフトとなる自社ソフトは、6月5日に同時発売になる『マリオカート ワールド』と『Nintendo Switch 2のひみつ展』、7月17日に発売予定の『ドンキーコング バナンザ』、2025年夏に発売予定の『Drag x Drive(ドラッグ アンド ドライブ)』、2025年に発売予定の『カービィのエアライダー』というラインアップを明らかにしている。

「Nintendo Switch 2 Edition」として発売を予定している自社ソフトは、6月5日に同時発売の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド Nintendo Switch 2 Edition』と『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム Nintendo Switch 2 Edition』、7月24日に発売予定の『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』、8月28日に発売予定の『星のカービィ ディスカバリー』、2025年秋発売予定の『Pokémon LEGENDS Z-A』、2025年に発売予定の『メトロイドプライム4 ビヨンド』となっている。

会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆1649億2200万円、営業利益2825億5300万円、経常利益3723億1600万円、最終利益2788億600万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
