
マーベラス<7844>は、2027年3月期を最終年度とする中期計画を取り下げると発表した。初年度であった2025年3月期の実績と2026年3月期の計画を踏まえ、計画達成は困難と判断した、としている。
同社は、最終年度である2027年3月期には売上高400億円~500億円、営業利益60億円~70億円、経常利益60億円~70億円、最終利益42億円~49億円を目指す、としていた(関連記事)。
■中期戦略取り組み状況(成果と課題)
▼コンシューマ事業の立て直し
・ブランニュータイトルへの投資方針を更に厳格化
・収益基盤となるシリーズタイトルのブランディング強化
▼オンライン事業の再成長
・新作の立ち上げは順調
・引き続きクオリティと市場性を重視し着実に新作投下
▼海外シェアの拡大
・既存タイトルでの展開拡大に成果
・新規領域での開拓は停滞
・活況なアニメ市場への注力強化
▼自社IP、自社フランチャイズのマルチ展開促進
・新規IPの収益化に苦戦
・IP確立後のマルチ展開を促進
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 照井 慎一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高279億6300万円、営業利益18億1700万円、経常利益18億円、最終利益8億1800万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844