エヌジェイHD、第3四半期決算は営業利益91%減の1900万円…開発体制でピークを過ぎた案件、運営体制が縮小した案件で
エヌジェイホールディングス<9421>は、5月9日、2025年6月期 第3四半期累計の連結決算を発表し、売上高66億9200万円(前年同期比12.5%減)、営業利益1900万円(同91.7%減)、経常利益500万円(同97.6%減)、最終損失1500万円(前年同期は1500万円の損失計上)だった。
・売上高:66億9200万円(同12.5%減)
・営業利益:1900万円(同91.7%減)
・経常利益:500万円(同97.6%減)
・最終損失:1500万円(同1500万円の損失計上)
同社では、モバイル事業は増益となったものの、ゲーム事業において、前期に開発体制のピークを過ぎた案件があることや運営及び運営サポートを行う案件の体制縮小で減収・減益となったことが響いた。
■ゲーム事業
売上高については、前期に開発体制のピークを過ぎた案件があることや運営及び運営サポートを行う案件の体制縮小により、47億7400万円と前年同期と比べ12億6200万円(20.9%減)の減収となった。
セグメント利益(営業利益)については、当期に開発体制が拡大している案件があるものの、前期に開発体制のピークを過ぎた案件による減収影響や運営及び運営サポートを行う案件の縮小等の影響から、1億5800万円の営業利益と前年同期と比べ2億2100万円(58.3%減)の減益となった。
■モバイル事業
売上高については、来店者数の減少に底打ちが見られるなか、主に新規出店した店舗の収益寄与により、18億7500万円と前年同期と比べ3億0500万円(19.5%増)の増収となった。
セグメント利益(営業利益)については、新規出店した店舗の利益寄与に加え、既存店も順調に販売台数を伸ばしたことにより、7600万円と前年同期と比べ3400万円(82.3%増)の増益となった。
■その他
売上高については5000万円と前年同期と比べ200万円(5.5%減)の減収となった。セグメント利益(営業利益)については2000万円と前年同期と比べ700万円(27.1%減)の減益となった。
■2025年6月期の見通し
2025年6月期の業績は、売上高88億7000万円(前期比8.5%減)、営業利益1億円(同2.6%減)、経常利益6000万円(同37.7%減)、最終利益4000万円(同85.4%減)、EPS7.56円を見込む。
・売上高:88億7000万円(同8.5%減)
・営業利益:1億円(同2.6%減)
・経常利益:6000万円(同37.7%減)
・最終利益:4000万円(同85.4%減)
・EPS:7.56円
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 福田 尚弘
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421