
10月第1週のフィーチャフォン版「Mobage」のゲームランキングは以下のとおりとなった。集計期間は、9月30日~10月6日。「Mobage」の全体ランキングでは、ディー・エヌ・エーの12タイトルを筆頭に、コナミが1タイトル、gloopsとKLabがそれぞれ3タイトルずつ入っており、市場は寡占状態となっているようである。
■週間全体ランキング
「Mobage」の週間の全体ランキングでは、引き続き「怪盗ロワイヤル」が1位となった。2位「農園ホッコリーナ」、3位「セトルリン」、4位「ガンダムロワイヤル」、5位「戦国コレクション」と続き、6位には、gloops「大熱狂!!プロ野球カード」が入った。前週より1ランクアップ。
「大熱狂!!プロ野球カード」は、現実のプロ野球でパ・リーグの優勝が決定し、セ・リーグでも激しい優勝争いが行われているなど盛り上がっていることに加え、ゲーム内でも、9月29日から新機能としてトレード機能も実装された。お知らせを見ると、連日のように機能追加が行われている。このほか、gloopsのタイトルでは、「大進撃!!ドラゴン騎士団」が10位から9位に、「大争奪!!レジェンドカード」が18位から14位に順位を上げている。
すでに報じたようにKLabのタイトルも順位を上げており、「キャプテン翼モバイル」が13位から12位に、「恋してキャバ嬢GP」が19位に、「真・戦国バスター」が20位に入った。
■週間男性ランキング
男性ランキングでは、1位「怪盗ロワイヤル」、2位「ガンダムロワイヤル」で変化はないものの、3位には、前週6位だった「大熱狂!!プロ野球カード」が入った。サードパーティのタイトルとして、コナミ以外のタイトルがトップ3に入るのはかなり久々になるのではないかと思われる。
11位以下では、「大争奪!!レジェンドカード」が12位から11位に上がったが、こちらでは期間限定ダンジョンとして「天空バルベリー塔」を提供中とのこと。「ソル」と「ルナ」の塔が用意されており、探索が完了するとコンプカードがもらえるようだ。
また、「真・戦国バスター」も21位圏外から13位に上がってきた。ここ最近、ランキングでみなかったが、復活してきた。「半年記念祭」と題して実施したイベントが奏功したようだ。9月23日~25日の期間、第1弾として「激震!!大攻城戦」を実施しており、今後、第2弾、第3弾イベントも行われるとのこと。イベントの合間であっても、同盟同士で争う合戦イベントも行なっている。
Cygames「神撃のバハムート」が20位から16位に順位を上げた。カードゲームにギルド要素を追加したソーシャルゲームなのだが、「ドラゴン騎士団」に見られるように、「ギルド」(チーム)に役職や地位の概念を追加したものとなっており、ユーザーからは評価されている模様である。個人的には、クエストを行うときのフラッシュの演出も面白いと感じている。、
■週間女性ランキング
週間女性ランキングでは、1位「農園ホッコリーナ」、2位「セトルリン」、3位「怪盗ロワイヤル」、4位「アクアスクエア」、5位「スペースデブリーズ」と上位5タイトルに変化はなかったが、6位だった「お化けペットマカロン」が10位に落ちたことに伴い、7~9位につけていたタイトルがそれぞれ1ランクずつ順位を上げた。
11位には、KLab「恋してキャバ嬢GP」が入った。サブストーリーとして「極嬢イベントin Halloween」を実施するなど季節イベントを行なっており、これが効果的だった模様。その後、グループ対抗戦や、グループに入りやすくするための逆指名板など、ユーザーアクティビティを高める施策を打ち出している。
このほか、「大進撃!!ドラゴン騎士団」が20位から17位に、「恋してキャバ嬢」が19位から18位に順位を上げた。