コナミデジタルエンタテインメント、25年3月期決算は売上高23%増の2825億円、最終利益34%増の574億円と過去最高業績…「eFootball」好調、「SILENT HILL 2」200万本突破
コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)の2025年3月期(第20期)の決算は、売上高2825億1500万円(前の期比23.3%増)、営業利益788億3100万円(同32.1%増)、経常利益792億9400万円(同30.8%増)、最終利益574億8400万円(同34.4%増)だった。売上、利益とも過去最高を更新したようだ。5月30日付の『官報』に掲載された「決算公告」で判明した。
・売上高:2825億1500万円(同23.3%増)
・営業利益:788億3100万円(同32.1%増)
・経常利益:792億9400万円(同30.8%増)
・最終利益:574億8400万円(同34.4%増)


コナミグループ<9766>の決算報告から抜粋すると以下の状況だったようだ。
「パワフルプロ野球」シリーズ30周年記念作品と「プロ野球スピリッツ」シリーズ20周年記念作品を発売したほか、「SILENT HILL 2」のリメイク版を発売し、世界累計出荷本数は200万本を突破するなど好調だった。
さらに「eFootball」が引き続き好調に推移し、大型アップデートやスペシャルコラボ、アンバサダー就任キャンペーンなどを実施した。
「幻想水滸伝 I&II HDリマスター」を発売し、新作モバイルゲーム「幻想水滸伝 STAR LEAP」や「幻想水滸伝II」のTVアニメ化を発表した。
モバイルゲームでは、「eBaseball: MLB PRO SPIRIT」を配信開始し、「プロ野球スピリッツA(エース)」、「実況パワフルプロ野球」がそれぞれ配信開始より9周年、10周年を迎え、記念イベントやキャンペーンなどを実施した。
「遊戯王 アーリーデイズコレクション」をNintendo SwitchとSteam向けに発売した。また「遊戯王 マスターデュエル」や遊戯王カードゲームが引き続き多くのユーザーがプレイしている。

会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4216億200万円、営業利益1019億4400万円、最終利益746億9200万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766