個人ゲーム開発者LandUni Studio、社畜風刺のディストピアRPG『Work Life Balance』のSteamページを公開

個人ゲーム開発者のLandUni Studioは、社畜風刺をテーマにしたアドベンチャーRPG『Work Life Balance』のSteamストアページを公開した。2025年8月にはデモ版も配信する予定。正式リリースは秋を予定しているという。

本作は、作者が働く中で一人でコツコツと作り上げた初のオリジナル作品で、企業が生活の全てを管理する近未来社会を舞台に、理想とされる働き方の裏に潜む違和感や矛盾を描く思考型アドベンチャーRPG。プレイヤーは、情報を集め、思考を巡らせ、選択を重ねながら、「本当の幸せ」を模索していく。

 

■ 社畜経験から生まれたリアルな物語

開発者自身の職場経験をもとに構築したストーリーでは、評価制度や称号システム、画一的な福利厚生など、現実世界と地続きのディストピア的描写が展開される。あまりにもリアルな世界観に、心がざわつくこと間違いなしとのこと。

 

■ 違和感を掘り下げる探索と会話

日常の中に潜む「小さなひっかかり」を、探索やNPCとの会話を通じて少しずつ浮き彫りにしていく。派手な戦闘ではなく、じわじわと真実に近づく感覚が味わえる、静かな没入型体験を提供する。

 

■ 思考と選択が物語を形づくる

蓄積した違和感を思考パートで整理し、重要な場面では選択によって物語が分岐する。信じるべき真実を自らの手で選び取る構成となっており、プレイヤー自身の価値観が問われる作りになっている。

本作の主なターゲットは、現代の働き方に疑問を感じている20~30代のゲーマー。仕事の合間や休日の夜にプレイしてもらい、「自分の幸せとは何か」をあらためて見つめ直すような体験を目指しているという。

 

 

▼Steamページ
https://store.steampowered.com/app/3736550/Work_Life_Balance/