【レポート】『モンスターハンターNow』シーズン6メディア説明会&先行体験会をレポート! 新武器種「狩猟笛」や追加モンスター「ナルガクルガ」を紹介!


Nianticは、6月2日、『モンスターハンターNow』シーズン6メディア説明会&先行体験会を開催した。

当日は、『モンスターハンターNow』のエグゼクティブプロデューサーである大隅栄氏、プロデューサーの麥谷結衣氏、コミュニティーマネージャーのあまりあや氏が登壇。シーズン6「夕凪乱す赤き残光」アップデート概要の紹介や、先行体験を実施した。本稿では、当日の模様をお届けしていく。


▲『モンスターハンターNow』エグゼクティブプロデューサーの大隅栄氏(写真左)と、プロデューサーの麥谷結衣氏 (写真右)。

まずは、シーズン6「夕凪乱す赤き残光」のキービジュアルを公開。スケートボードパークを舞台に、本シーズンより登場する「ナルガクルガ」がメインに据えられている。対峙するハンターは新武器種の「狩猟笛」を所持。本シーズンでは、よりグループハントに寄った環境作りやイベントを計画している。また、重ね着もスケーターファッションを意識したポップなものが実装されるとの話だった。



ここからは麥谷氏が機能アップデートの詳細を紹介。

まずは、追加武器となる「狩猟笛」について。これまでのシリーズ同様、攻撃によって音色を溜め、旋律を揃えることでさまざまな効果を得られるという特徴はそのままに、操作方法は『モンスターハンターNow』らしいシンプルなものに落とし込まれている。



具体的には、音色が“青”と“赤”の2種類となっており、タップで青、長押しで赤の音色を奏でることができる。音色を溜めた後は、SPスキルの使用、または上フリックで「響音攻撃」を行うことで仲間にも旋律の効果を付与することができる。旋律の効果は各武器に3つが固定で設定されており、「攻撃力アップ」や「聴覚保護」、「会心」など狩猟に役立つものが揃っている。

▲溜まった音色は画面下部に表示される。狩猟笛を使用する際には、武器の属性やステータスだけでなく、設定されている旋律の効果も装備変更の判断基準になるだろう。


▲旋律効果を受け取ったハンターは、画面の左上に効果が表示される。なお、SPスキルを使用した際は20秒、響音攻撃の際は10秒、仲間に効果を付与できるとのこと。効果を付与したハンターがダウンすると旋律の効果も消えてしまう点に注意。

次に、シーズン6より追加される4種のモンスター「ナルガクルガ」「ドスフロギィ」「ビシュテンゴ」「ブラントドス」を紹介。また、7月には古龍種、8月には亜種のモンスターが追加されることも明かされた。



●ナルガクルガ
『モンスターハンターポータブル 2nd G』で初登場した人気モンスター。俊敏な動きが特徴で、尻尾から飛ばされるトゲに当たると裂傷状態になってしまう。咆哮後は眼光が赤く光り、より強力な攻撃を仕掛けてくるように。左右の刃翼を部位破壊することでダウンさせられるので、相手の動きを止めながら戦うことが攻略のポイントになる。

防具のスキルは「状態異常蓄積時威力UP」。状態異常が蓄積した際、その攻撃のダメージを上昇させるというものだ。


●ドスフロギィ

細かなステップと毒を駆使してハンターを翻弄してくる。毒のブレスは吐かれた後もしばらく地面に残るため非常に厄介。頭部の毒袋を部位破壊することで毒の範囲を狭めることができる。



防具のスキルは「ラストバレット」。ボウガン、ガンランス、チャージアックスの最後のビン・弾のダメージを上昇させる。竜撃弾や拡散弾のような装填数が少ないものの威力が高いものとの相性が良い。


●ビシュテンゴ
さまざまな柿を投げつけたり、トリッキーな動きでハンターを翻弄する。回転での広範囲攻撃や、尻尾を叩きつけてくる強力な攻撃など、ユニークなアクションのモンスターだ。柿に当たると麻痺や毒、閃光などさまざまな状態異常を引き起こす効果があるので注意。

防具のスキルは「追い打ち【麻痺】」。麻痺状態のモンスターに与えるダメージを上昇させる。ドスギルオスやラングロトラの武器が持つ麻痺属性や、キリンのライトボウガンに装填できる麻痺弾などと相性が良いスキルとなっている。


●ブラントドス
雪の中を潜りながら移動し、雪を飛ばして攻撃してくるのが特徴的なモンスター。身体が雪に覆われた状態ではダメージが通りづらくなっているが、攻撃によって雪を剥がすことで部位破壊も可能となる。狩猟開始時は雪に潜っている状態からスタートするが、部位破壊などいくつかの行動によって全身が地上に現れるようになる。



防具のスキルは「溜打・響音効果」。ハンマーの溜め攻撃、狩猟笛の響音攻撃の与えるダメージを上昇させる効果がある。打撃系の火力上昇スキルは初めての実装となるため、新たに実装される狩猟笛に加えて、ハンマーを使用しているハンターにも嬉しいスキルとなっている。


ここからはシーズン6にて追加される重ね着装備を紹介。

●サマーバケーション
その名の通り、夏らしい2種類の衣装を用意。今年の4月より昨年の重ね着の再販もされており、昨年の夏の重ね着と組み合わせたコーディネートも楽しめる。





●ルームウェア
就寝前の格好をイメージしたラフな重ね着。頭のバンドが猫型になっているのがポイント。

●ドクター
本作ではこれまでも制服やスーツなど、現実世界の職業をイメージした衣装が追加されてきた。今回の「ドクター」もそのひとつとなっており、職業服的なものは今後も追加していきたいとのこと。

●ナルガクルガモチーフ
シーズン5より登場した、モンスターをモチーフにした重ね着装備の第3弾。ナルガクルガのクールなカラーや眼の赤い残光をイメージしたベルト、ナルガクルガ防具の特徴であるメッシュも取り入れている。

続いては新コンテンツについて。

●次元変異モンスター
最初に紹介されたのは、特殊な次元の隙間を通ってその影響を強く受けた強化個体「次元変異モンスター」。★8の解放と共にフィールドに登場するようになる。次元変異モンスターには、次元の隙間のエネルギーが集中した特殊な部位(紫色に光っている部位)があり、この部位を破壊することで弱体化させることができる。

なお、シーズン6開始時点で登場する次元変異モンスターは「ボルボロス」「トビカガチ」「アンジャナフ」「ジュラトドス」「リオレイア」「ベリオロス」の6種類となっており、今後も随時追加していく予定。


▲次元の隙間のエネルギーを纏っているうちは耐久値が高くダメージが通りにくくなっているので、まずはこれを破壊してダメージを通りやすくしよう。

●スタイル強化
次に、新しい武器の強化要素「スタイル強化」について。スタイル強化とは、ある程度、強化が進んだ武器を自分好みにカスタマイズできる要素である。こちらの強化では、「ステータスの上昇」と「スタイルの選択」を行うことができる。従来のグレード10⇒11への単純な強化を行うのではなく、スタイルの変更という手段でアクションに変化を与えることで武器の魅力や遊び味を広げるという意図があると麥谷氏は説明した。


▲スタイル強化を行うにはモンスター素材が必要になる。レベル5で「スタイルの選択」が可能となり、この際には次元変異モンスターからドロップする専用素材と、既存★9、10モンスターからドロップする専用素材が必要になる。また、強化を進めるといくつかのステータスの中から伸ばしたいものを自分で選択できる特殊なマスもある。

また、スタイルの選択をする前にトレーニングモードで動きを確認することも可能となっているほか、素材は追加で必要になるがいつでも別のスタイルに変更することもできる。

なお、スタイル強化が可能なのは、次元変異モンスターとして登場する6種のモンスターの素材を使用する武器となる。さらに、スタイルの選択が可能なのはその中で「片手剣」「太刀」「ライトボウガン」の3種類。他の武器種のスタイル追加についても今後随時予定している。


▲最初にこの3種類の武器種にスタイルの追加が行われたのは、ゲーム開始時点で誰もが装備している「片手剣」、多くのハンターから人気がある「太刀」、さらに遠近のバランスを考えて「ライトボウガン」という理由があったようだ。

今回、次元変異モンスターとスタイル強化の実装を記念して、期間限定で対象モンスターの武器の生産・強化に必要な素材を約70%減少、ゼニーは0にするとのこと。全体的に必要な素材数が減るほか、グレード8以上で必要になる「竜玉のかけら」にも適応されている。まだ対象の武器を強化していない方にもスタイル強化を体験してもらうため、この施策を実施することにしたと麥谷氏は経緯を説明した。

ここからは、「片手剣」「太刀」「ライトボウガン」に追加される2種のスタイルを紹介。

【片手剣】
・穿ち斬り
タップコンボが剣主体の斬撃に特化したスタイル。盾を使用したコンボが無くなり手数が増えるため、尻尾の部位破壊や状態異常にさせやすくなっている。

・ジャストラッシュ
バックステップからのジャストラッシュが可能となる。SPスキルのジャストラッシュコンボとは動きが異なり、最後の突き刺し後に空中に飛び上がるのがポイント。


【太刀】

・威合
長押しで武器を納刀して最大3段階まで溜めることが可能となる。解放することで気刃解放斬りといった強力なアクションを繰り出すことができる。溜め中はゲージが溜まっていれば上下左右にフリックすることでステップが可能。

・気刃無双斬り
練気ゲージが赤くなっている強化状態のタップコンボが変化する。SPスキルを放った後は時間経過で練気ゲージが増えていく効果があるため、練気ゲージを切らさずに強化状態を維持して戦うことがポイントになる。


【ライトボウガン】

・スライディングリロード
弾数がひとつでも減っていると回避と同時にリロードができるスタイル。動きながら射撃をし、回避でどんどん強い弾に切り替えていくといった動きが可能となっている。タップでのリロードがなくなるため、装填速度のスキルが不要になる。

・ステップショット
弾がある状態でステップを行うと、同時に射撃を行えるスタイル。ステップショットには反動がないので反動軽減のスキルが不要になるのが大きなポイントとなる。


●ログインボーナス

最後は「ログインボーナス」について。本作では、フィールド上に出現するモンスター型のバルーンを攻撃することで毎日報酬を得られる。出現するバルーンは「クルルヤック」「リオレウス」「ジンオウガ」の3種類で報酬の内容も異なる。7日間連続でログインすると「ジンオウガ」のバルーンが確定で出現するため、毎日欠かさずログインしよう!


▲同じバルーンでも出現する報酬はランダム。こちらのアイコンに描かれている「竜玉のかけら」や「アイテムBOX拡張」が目玉報酬になっている。

これらのアップデートは6月19日を予定している。引き続き、その日が来るのに備えて楽しみに待とう!

イベント終盤にはゲーム外の告知も。6月18日21時より、公式YouTube番組「モンハンNowナビ」の第二弾を配信。タレントの石田晴香さんをゲストに招き、解説のよしなまさん、進行の鈴木ノリアキさんらと共に実機プレイを交えながらシーズン6の情報を紹介する。



そのほか、東京・大阪以外でオフ会の開催を近日予定している。こちらの詳細については後日改めて発表されるとのこと。  


(取材・文 編集部:山岡広樹)


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※画面は開発中のもので、実際のものとは異なる場合がある。

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会社名
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設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1696億400万円、営業利益657億7700万円、経常利益656億3500万円、最終利益484億5300万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
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