GENDA、米国でアミューズメント施設とミニロケを運営するBarberio Music Companyを買収

GENDA<9166>とグループ会社は、この日(6月11日)、米国でアミューズメント施設運営事業及びミニロケ事業等を行うBarberio Music Companyを買収すると発表した。発行済株式の100%を7月1日付で取得して子会社化するとのこと。Barberio Musicは、アミューズメント施設運営事業及びミニロケ事業以外の事業も行っているが、株式取得以前に同社の株主が保有する会社に事業譲渡する予定。

Barberio Musicは、米国でアミューズメント施設12店舗及びミニロケを89箇所展開している(2025年5月末時点)。大手高級ホテルチェーン、全年齢層が楽しめる様々なアトラクションを提供する屋内型エンターテイメント施設、キャンプ場とリゾートが一体となった屋外型レクリエーション複合施設、FEC(Family Entertainment Center)等、知名度が高く人流の多い大型施設内に多く出店している。NEN や PLAYER ONE同様、プライズゲーム機の導入PMIにより、成長が期待できる、としている。

同社グループが Barberio Musicを取得した後は、NEN や PLAYER ONE に対する PMI 施策と同様、Barberio Musicが持つネットワークにミニクレーンの設置や「Kawaii」景品の他、今後予定されている日本アニメ IP も含めた同社グループならではの景品を導入し、更なる売上の増加を見込んでいるという。

さらに Kiddleton が有するノウハウの共有、メンテナンスネットワークの統合、現金回収やプライズ補充などのオペレーションの統合、及びゲーム機器調達機能の活用等、経営の効率化も進めていく。

なお、取得価額については、同社の直前事業年度の末日における連結純資産額の15%を下回る金額であり、当事者間の守秘義務契約に基づき、非開示とした。取得価額については、外部の専門家による株式価値評価及び法務・財務に関する調査の結果等を合理的に勘案の上、当事者間の協議を経て、決定している。