
6月20日(金)より池袋・サンシャインシティ展示ホールAで開催される、オカルト青春バトルマンガ『ダンダダン』の初原画展「ダンダダン ゲンガテン」。今回、メディア向け内覧会に参加したので、その模様をレポートする。
『ダンダダン』は、龍幸伸が「少年ジャンプ+」で連載するオカルティックバトル&青春マンガ。霊媒師の家系に生まれた女子高生・モモ(綾瀬桃)とオカルトマニアの同級生・オカルン(高倉健)が怪奇とバトル、さらには運命の恋にも巻き込まれていく。
最初に訪れるのは、物語を彩るキャラクターたちを紹介するエリアだ。TVアニメでもおなじみとなったモモとオカルンの姿はもちろん、原作で活躍する金太やズマなどの個性派キャラクターも一堂に会する。中には、星子の紹介パートには彼女が持ち歩くバットの実物展示もある。
それぞれのキャラクターには、原作の名シーンを再現した原画も添えられており、ただ眺めるだけでなく、彼らの物語を追体験できる構成となっている。


本作を語るうえで欠かせないオカルト要素は、次の展示エリアで再現されている。幽霊・UFO・怪異といった存在が、巨大なビジュアルとなって来場者の目の前に現れる。中でも、TVアニメで強烈なインパクトを残した「ターボババア」や「アクロバティックさらさら」、「セルポ星人」ももちろん登場。さらに、「ツチノコ」「モンゴリアンデスワーム」「人体模型の太郎と花」など、原作の怪異たちが網羅的に登場する。
また、原作第27話のキャトルミューティレーションを再現したフォトスポットにも注目だ。



続く「メイキング・オブ・ダンダダン」では、作者・龍幸伸による制作過程に迫る。第1話の生原稿が展示されているほか、単行本のカバーや特典イラストとして描かれたカラー作品も多数展示。モノクロ原稿とは異なる表現の豊かさも分かる展示だ。

そして本作の醍醐味のひとつであるバトルシーンを立体で再現したエリア「オカルティック・バトル」。躍動感ある戦闘描写に迫る原画も用意されている。
展覧会の締めくくりは、モモとオカルンの恋模様を軸にした「ラブコメ&エモーション」ゾーン。思わず頬がゆるむ甘酸っぱい場面から、じんわりと心に響く感動シーンまでが丁寧に取り上げられている。
また、展覧会記念グッズとして、オカルンの“金の玉”キーホルダーや刺繍キーホルダー、Tシャツなど、ここでしか手に入らないアイテムも豊富なラインアップになっている。




ダンダダン ゲンガテン
会期:2025年6月20日(金)~7月6日(日)
会場:池袋・サンシャインシティ 展示ホールA
時間:10:00~19:00(最終入場18:30)
主催:「ダンダダン ゲンガテン」製作委員会
イベント公式HP https://dandadan-gengaten.jp/
イベント公式X https://x.com/dandadangenga
お問合せ「ダンダダン ゲンガテン」イベント事務局 03-6368-6157 受付時間:平日10:00~17:00
©龍幸伸/集英社