【ゲームエンタメ株概況(6/30)】ビットコインの購入を試験的に開始の東京通信グループが後場に入ってS高 中国で『Flyff:Reunite』リリースのガーラは大幅続伸

6月30日の東京株式市場では、日経平均は5日続伸し、前日比336.60円高の4万487.39円で取引を終えた。米FRB(連邦準備理事会)が年内に追加利下げに踏み切るとの観測から前週末の米国市場が大きく買われた流れを受け、国内市場も一時上げ幅700円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は56銘柄(58%)、下落は36銘柄(38%)、変わらずは4銘柄(4%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、東京通信グループ<7359>が後場に入ってストップ高まで買われた。東京通信グループは、この日の前場引け後に暗号資産(ビットコイン)の購入を試験的に開始すると発表したことが市場の強い関心を集めたようだ。
また、ガーラ<4777>が変わらずを挟んで大幅続伸した。ガーラは、『Flyff Online』のIPを活用した新作モバイルゲーム『Flyff:Reunite』を中国で正式リリースしたことなどが株価の評価材料となったもよう。
モルガン・スタンレーMUFG証券が目標株価を5900円から6600円に引き上げたANYCOLOR<5032>は3日ぶりに反発し、年初来高値を更新した。
そのほか、gumi<3903>やKLab<3656>、enish<3667>などが買われた。
半面、オルトプラス<3672>の下げがきつく、サンリオ<8136>やGENDA<9166>なども安い。

会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高23億5000万円、営業損益4億4700万円の赤字、経常損益3億5800万円の赤字、最終損益9億700万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高58億6100万円、営業損益2億3000万円の赤字、経常損益2億1100万円の赤字、最終損益4億1300万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359
会社情報
- 会社名
- ANYCOLOR株式会社
- 設立
- 2017年5月
- 代表者
- 田角陸
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高428億7600万円、営業利益162億7900万円、経常利益162億1400万円、最終利益115億1000万円(2025年4月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5032