
メガハウスは、2025年9月以降に発売する一部のハイターゲット向けホビー・フィギュア商品に正規品証明シールの貼付を開始し、知的財産を侵害する模倣品との差別化を行うことを発表した。
この取り組みには、同社のホビー・フィギュア商品の模倣品が国内外で発見された背景がある。知的財産権を侵害する模倣品は、品質面で劣るのみならず、キャラクターの世界観にも影響を及ぼす恐れがある。また、ブランド価値を損うことにより購入者への被害も想定される。
そこで、同社では、バンダイや関係各所とも協力し「模倣品が作られない・売られない」環境づくりを目指して模倣品対策を講じている。正規品証明シールを国内外で販売している商品パッケージに貼付していくことで、シールが貼付している商品に本物(正規品)であることを周知し、メガハウス商品のファンに安心して購入してもらえるように努めていく。
■正規品証明シールには TOPPANデジタルの「イルミグラム」を採用
TOPPANデジタルが開発したイルミグラムは、スマートフォンのライトで真贋判定が可能なホログラム技術。イルミグラムは、スマートフォンのライトなどの強い点光源を当てたときのみ、くっきりとした文字・パターンが浮き上がる効果がある。この効果により、ライトを当てて文字が出れば本物、出なければ偽物というように、簡単に真贋判定することができる。スマートフォンは一般消費者も持っているため、専門知識のない場合でも簡単に同じ基準で真贋判定することが可能となる。
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