
GENDA<9166>は、2026年1月期の連結決算について、売上高1570億円(前期比40.4%増)、営業利益105億円(同32.6%増)、経常利益91億円(同25.4%増)、最終利益50億円(同53.7%増)を計画している。期初に発表した見通しからは変更はない。
・売上高:1570億円(同40.4%増)
・営業利益:105億円(同32.6%増)
・経常利益:91億円(同25.4%増)
・最終利益:50億円(同53.7%増)
・EPS:28.41円
【第1四半期決算の通期計画に対する進捗率】
・売上高:21.8%
・営業利益:13.2%
・経常利益:11.8%
・最終利益:4.5%


第1四半期は予算を上回る堅調な滑り出しだった、とした。買収した子会社の連結を開始したタイミングや一過性の企業買収に関わる費用が発生するため、従来予想を据え置いた、としている。
また、第1四半期決算の通期計画に対する進捗率が25%を下回るなど低めに見えるが、同社によると主力事業であるゲームセンターとカラオケについては下期に収益が集中する傾向があり、今期はその傾向が顕著になる見通し。
成長の鍵を握る海外事業が高い成長を見せているそうだ。米国でも中核のNENとPlayerOneを活かしクレーンゲーム機の入れ替えと日本型の景品投入で既存店売上が110%増と大きく伸びている。

6月下旬からはサンリオのキャラクターやゴジラなど有力IPの景品を投入し、顧客の獲得と来店頻度の向上でさらなる拡大を狙う。

このほか、外貨両替機事業のSMART EXCHANGEは、過去最高月次売上を連続で記録するなどインバウンド需要に応えて伸びているという。

会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高1117億8600万円、営業利益79億6500万円、経常利益73億0500万円、最終利益33億0400万円(2025年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166