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セルシス<3663>は、7月7日、2025年12月期の第2四半期累計(1~6月)の業績予想(非連結)の修正を発表、「CLIP STUDIO PAINT」のメジャーバージョンアップ後の買い切り版の販売とサブスクリプション契約が当初計画を上回ったことで売上高・利益ともに従来予想を上回る見通しとなった。
売上高45億400万円→47億3800万円(増減率5.2%増)
営業利益11億800万円→15億1800万円(同37.0%増)
経常利益10億8100万円→15億1600万円(同40.2%増)
最終利益8億900万円→8億4500万円(同4.4%増)売上高は、2025年3月に実施した「CLIP STUDIO PAINT」のメジャーバージョンアップ後の、買い切り版の販売およびサブスクリプション契約が当初計画を上回る実績となっていることなどから、前回発表予想を上回る見込み。
利益面では、売上が計画を上回ったこと、費用が当初計画通りに推移したことにより、営業利益および経常利益ともに前回発表予想を上回る見込み。また、最終利益は次の成長に向けた経営体制の構築を目的に実施した子会社&DC3の簡易吸収合併に伴う抱合株式消滅差益などを計上しており、投資有価証券評価損4億8000万円を計上したものの、前回発表予想を上回る見込みとなった。
なお、2025年12月期通期の業績予想については、従来予想を据え置いているが、下期においても業績は「CLIP STUDIO PAINT」のサブスクリプションモデル売上を中心に安定して推移すると見込んでおり、下期に例年実施している「CLIP STUDIO PAINT」の買い切り版のキャンペーン売上推移などを見極めながら、業績の上ブレが見込まれる際には、速やかに業績予想の修正を開示するとしている。
