【ゲームエンタメ株概況(7/7)】『ジャンプ+ジャンブルラッシュ』の開発担当でワンダープラネットがS高 米運用大手が大量取得の円谷フィールズHDは大幅反発

7月7日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比223.20円安の3万9587.68円で取引を終えた。前週末の欧州市場安に加え、日米の関税交渉への不透明感が引き続き嫌気される形で朝方から軟調な推移となった。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は49銘柄(51%)、下落は42銘柄(44%)、変わらずは5銘柄(5%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。

中で、ワンダープラネット<4199>がストップ高比例配分となった。ワンダープラネットは、前週末7月4日にバンダイナムコエンターテインメントが製作し、配信を予定しているモバイルゲーム『ジャンプ+ジャンブルラッシュ』の開発を担当していることを発表したことが市場の注目を集めたようだ。

また、本日7月7日に提出された大量保有報告書により、米運用大手のキャピタル・リサーチ・アンド・マネージメントが同社株の5.95%を保有していることが明らかになった円谷フィールズHD<2767>は3日ぶりに大幅反発した。

ほか、タカラトミー<7867>やカヤック<3904>、オルトプラス<3672>などが買われた。

周辺株では、後場場中に2025年12月期の第2四半期累計(1~6月)の業績予想の上方修正を発表したセルシス<3663>が急動意を見せた。

半面、マイネット<3928>やガーラ<4777>が安く、みずほ証券が投資判断を「買い」から「中立」に格下げしたスクウェア・エニックスHD<9684>がさえない。

円谷フィールズホールディングス株式会社
https://www.tsuburaya-fields.co.jp/

会社情報

会社名
円谷フィールズホールディングス株式会社
設立
1988年6月
代表者
代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
決算期
3月
直近業績
売上高1405億8100万円、営業利益152億9500万円、経常利益164億6200万円、最終利益111億5800万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2767
企業データを見る
ワンダープラネット株式会社
http://wonderpla.net/

会社情報

会社名
ワンダープラネット株式会社
設立
2012年9月
代表者
代表取締役社長CEO 常川 友樹
決算期
8月
直近業績
売上高23億1600万円、営業損益1億2900万円の赤字、経常損益1億5300万円の赤字、最終損益1億3100万円の赤字(2025年8月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4199
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