MIXI、生成AIの全社導入で今期は億円単位の利益改善が可能と明かす 社員の99%が利用、業務効率化や工数削減に寄与

MIXI<2121>の取締役 上級執行役員 CFOの島村恒平氏は、前日(7月31日)に開催した第1四半期(25年4~6月)の決算説明会で、生成AIなどの活用によって今期(2026年3月期)においては億円単位での利益改善が見込めると発表した。

同社は、生成AIサービス「ChatGPT Enterprise」や「Google Agentspace」「github copilot」などを全社員向けに導入するとともに、生成AIを活用するための開発も行うなど、AI活用を積極的に推進している。

導入後、全社員の99%が業務にAIを取り入れているという。現場からもAI活用に関する提案が積極的に挙がっており、毎月60~70件の新規施策案が寄せられているそうだ。

これまでに実装したものも含め、すでに250件以上のAI施策が稼働しているとのこと。現在、AI前提のワークフローの再設計も進んでおり、AI企業としてのMIXIの成長を支える新たなドライバーになると期待を寄せた。

株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1548億4700万円、営業利益266億円、経常利益265億1100万円、最終利益176億100万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
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