8月5日の東京株式市場の後場寄りでは、バンダイナムコホールディングス<7832>が買い気配で始まり、プラスに転じた。この日の前引け語に第1四半期決算を発表しており、第1四半期としては過去最高業績となった。また通期計画に対する各利益進ちょく率も35%を超えており、業績上振れを期待した買いが入っているようだ(関連記事)。
発表した第1四半期の連結決算は、売上高3004億3000万円(前年同期比7.1%増)、営業利益519億2100万円(同17.9%増)、経常利益546億5800万円(同11.4%増)、最終利益383億2900万円(同12.6%増)だった。
トイホビー事業、デジタル事業、映像音楽事業が前年同期比で増収増益となったほか、アミューズメント事業においても業績が安定的に推移した。
「ELDEN RING NIGHTREIGN」が200万本を超える大ヒットとなったほか、ガンダムシリーズでは「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」と各事業の商品・サービスの連携、大阪・関西万博への出展等によりIPの話題を喚起しファン層を拡大したという。

会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 浅古 有寿
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆2415億1300万円、営業利益1802億2900万円、経常利益1864億7000万円、最終利益1293億100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832