8月7日の東京株式市場では、ソニーグループ<6758>が後場にはいって急伸。前場は売りに押されており、前日比マイナスで終えていた。第1四半期決算とともに、業績予想の上方修正が評されたようだ。
同社は、この日、2026年3月期業績予想の上方修正を行い、売上高1170億円(前回予想11兆7000億円)、営業利益1兆3300億円(同1兆2800億円)、税引前利益1兆3500億円(同1兆2800億円)、最終利益9700億円(同9300億円)とした。
同社では、米国追加関税の営業利益の影響を1000億円から700億円に引き下げたほか、ゲーム事業も上振れる見通しとしている。株式評価益の計上などによる金融収益も予想を上回り、税引前利益と最終利益を押し上げる。
株価推移は以下の通り。

会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長 吉田 憲一郎/代表執行役社長CEO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入12兆9570億6400万円、営業利益1兆4071億6300万円、税引前利益1兆4737億2600万円、最終利益1兆1416億円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758