サイバーエージェント、第3四半期ゲーム事業は営業3.2倍と大幅増 『Gジェネ』と『シャドバWB』貢献 英語版『ウマ娘』大ヒットで第4四半期も「かなり強含み」

サイバーエージェント<4751>は、この日(8月8日)、第3四半期(25年4~6月)のゲーム事業について、営業利益が前年同期比220.7%増の164億5400万円と大幅に伸びたことを明らかにした。売上高も同30.3%増の506億5100万円と大きく伸びた。この日発表した第3四半期決算と25年9月通期業績の上方修正の大きな要因でもあった。


決算説明にあたった藤田晋社長は、『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』と『Shadowverse: Worlds Beyond』という新規2タイトルのヒットを主な増益要因としてあげた。
『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』については、4月16日にリリースしたタイトルだが、「継続率が非常に高く、世界から愛されているIPであることを実感するような大ヒットと安定感」とコメントした。

さらに『Shadowverse: Worlds Beyond』については、6月17日にリリースしたため、2週間の貢献となったが、「非常に大きなヒットになった」と業績にインパクトを与えたと述べた。

藤田氏は、足元第4四半期に入っても「かなり強含み」で推移していると明かした。それは新作2タイトルの校長に加えて、英語版をリリースした『ウマ娘 プリティーダービー』が海外でヒットしているためだ。「ガンダム、シャドウバースに続く第3弾の大ヒットだ」。

さらに利益面で影響が出ているのが外部決済だという。外部決済への移行を進めており、その比率が上がっていくと営業利益も改善していく。今回の決算でもかなり上昇しているが、今後も非常に期待しているとのこと。
なお、第4四半期では、『ハローキティ マーチマッチ』を2025熱に144の国と地域にリリースする予定。アプリボットが開発を担当しており、サンリオのキャラクターのグッズが1000種類以上登場する3Dのパズルゲームになる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社アプリボット
- 設立
- 2010年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 浮田 光樹
- 決算期
- 9月


