カバー、同社と所属タレントに対する誹謗中傷などの権利侵害行為に対応 権利侵害を行った人物を特定して刑事対応も

カバー<5253>は、同社および同社所属タレントに対する誹謗中傷などの権利侵害行為についての対応を行い、権利侵害を行った人物を特定したことを発表した。

■【刑事対応】無許諾の商品製造および販売
同社から許諾を得ることなく、同社所属タレントのイラストを使用した商品の製造および販売を行っていた人物について、刑事責任を追及するべく警察署へ告訴状を提出し、受理された。警察署の捜査により対象者が特定され、対象者は検察庁へ送致されている。現在検察庁において、著作権法違反被疑事件として対象者の刑事責任を追及する手続きが進行中となっている。

■【民事対応】タレントに対する侮辱
SNSサービス上において、同社所属タレントを侮辱し、タレントの名誉感情権を侵害する投稿を行っていたアカウントについて、裁判所より発信者情報開示請求が認められ、対象者の特定に成功した。対象者に対し、損害賠償として金銭を支払うこと、対象者自身が行った権利侵害行為を謝罪すること、今後同様の権利侵害行為を行わないことを求め、対象者との間で、提示した条件のとおり示談が成立した。

上記のほか、同社および同社所属タレントに対する誹謗中傷などの権利侵害行為について、現在進行中の法的手続きが多数存在する。同社は、今後も権利侵害行為に対して、民事上の責任追及のみならず、刑事上も厳粛に対応していくとしている。