
カプコン<9697>は、「バイオハザード」のシリーズタイトルの拡販を強化し、第1四半期決算だけで『バイオハザード ヴィレッジ』が92万3000本、『バイオハザード RE:4』が70万6000本、『バイオハザード7 レジデント イービル』が63万5000本、『バイオハザード RE:2』が48万2000本と販売好調だったことを明らかにした。このうち『バイオハザード RE:4』は、累計販売1000万本を突破している。
同社では、シリーズ最新作『バイオハザード レクイエム』の2026年2月27日発売決定を受け、シリーズの過去タイトルのリピート販売に注力したとのこと。
すでに報じたように、第1四半期では、「デビルメイクライ」シリーズについて、Netflixでの新作アニメの配信開始に合わせて販売を強化した。その結果、『デビル メイ クライ 5』が178万2000本と過去最高を記録し、『デビル メイ クライ HDコレクション』と『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』も売上を伸ばしていた。
同社では、前期に発売した『モンスターハンターワイルズ』のリピート販売が予想に届かなかったが、両シリーズのリピート販売の伸びでカバーしたと説明している。

会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1696億400万円、営業利益657億7700万円、経常利益656億3500万円、最終利益484億5300万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697