ジール、「TGS2025」のビジネスデイにブース出展 AI感情分析SaaS「STORYAI」を展示 新機能の「ゲームエンジンとの連携」を紹介

アバントグループ<3836>の子会社でDX推進事業を展開するジールは、9月25日より幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2025」のビジネスデイ(9月25日、26日)にブース出展することを発表した。

ブースでは、ジールが提供するAI感情分析SaaS「STORYAI(ストーリーエーアイ)」を展示する。STORYAIは、機械学習や生成AIを活用して物語の感情を分析し、プロット作成からキャラクター設定まで、クリエイターの創作活動を多角的に支援するサービス。今回展示する新機能の「ゲームエンジンとの連携」は、MCPサーバを通じてゲームエンジン上のカットシーンなどのプリビジュアライゼーション(プリビズ)からSTORYAIに動画データを受け渡し、シナリオの感情データを自動的に分析するものとなる。これにより、クリエイターは以下のような革新的な体験を得ることができる。

・「面白さ」の客観的検証
STORYAIによる感情グラフと、ゲームエンジンによる映像表現を同時に確認することで、より客観的かつ効果的に演出をブラッシュアップできる。

・開発ワークフローの効率化
プランナー、シナリオライター、アーティスト間のイメージ共有を円滑にし、手戻りを削減。アイデアを迅速に形にすることが可能になる。

STORYAIが切り開くゲーム開発の未来、そして、その可能性を深く理解できる機会となっている、当日は、ゲームエンジンとの連携機能を実際に体験いただけるデモンストレーションを用意している。また、ノーコードツールDifyを用いた企画立上げのデモンストレーションも用意し、業務効率化のアイデアを提供するほか、Difyを活用したアプリ開発の簡易相談も行う予定だ。