【ゲームエンタメ株前場(9/1)】主力銘柄の多くは下値メドを模索の動き続く 手詰まりムード漂う中、材料株や低位株に短期資金【チャート掲載】

9月1日前場の東京株式市場は大幅続落。日経平均株価は、前営業日比868円65銭安の4万1849円82銭で午前中の取引を終えた。前週末の米国市場でハイテク株が売られた流れを引き継ぎ、指数寄与度の大きい半導体関連を中心に売られた。

 

【主要指数】
・日経225: 41,849.82(-868.65)
・TOPIX: 3,051.26(-23.92)
・ドル/円: 147.05(+0.01)
・ダウ: 45,544.88(-92.02)
・ナスダック: 21,455.55(-249.61)
・SOX: 5,668.94(-184.11)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は35銘柄(36%)、下落は57銘柄(59%)、変わらずは4銘柄(4%)で、売り優勢だった。主力株は下値メドを探る動きが続いている。買われている銘柄も積極的に上値を買う様子に乏しく、買い戻しや押し目買いが主体とみられる。引き続き手詰まり感が強い中、値上がり率上位を見ると、低位株や材料株の一角に短期資金が集まっている状況が見て取れる。

大手ゲーム関連を見ると、セガサミーHD<6460>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、イマジニア<4644>が高く、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、トーセ<4728>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、モバイルファクトリー<3912>が高く、サイバーエージェント<4751>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、東宝<9602>、東映アニメ<4816>が高く、サンリオ<8136>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、イオレ<2334>やgumi<3903>、KLab<3656>、オルトプラス<3672>が値上がり率上位となり、エディア<3935>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、ワンダープラネット<4199>、アエリア<3758>が値下がり率上位となった。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧