【ゲームエンタメ株概況(9/24)】「スマスロ 北斗の拳 転生の章2」が保通協の型式試験で適合のセガサミーHDが続伸 国内証券が目標株価引き下げのカプコンはさえない

9月24日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比136.65円高の4万5630.31円で取引を終えた。前日の米国市場安を受けて前場は軟調な推移となったものの、自民党総裁選の候補者らの公開討論会により、次期政権の財政拡張が意識される格好となり、後場に入ってプラスに転じた。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は34銘柄(35%)、下落は58銘柄(60%)、変わらずは4銘柄(4%)で、下落した銘柄の方が多かった。

中で、セガサミーHD<6460>が続伸した。セガサミーHDは、子会社サミーが提供予定の期待の新機種「スマスロ 北斗の拳 転生の章2」が保通協の型式試験で適合通知を受けたと発表したことが市場の関心を集めたようだ。

また、任天堂<7974>やDeNA<2432>、東宝<9602>などが買われた。

新作『空の軌跡 the 1st』が好調な日本ファルコム<3723>は続伸した。

半面、エディア<3935>やオルトプラス<3672>の下げがきつく、非開示としていた今期の連結業績予想の開示で先日動意づいたバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は反落した。

大手ゲーム株では、みずほ証券が投資判断「買い」は継続したものの、目標株価を5400円から4800円に引き下げたカプコン<9697>がさえない。

セガサミーホールディングス株式会社
http://www.segasammy.co.jp

会社情報

会社名
セガサミーホールディングス株式会社
設立
2004年10月
代表者
代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
決算期
3月
直近業績
売上高4289億4800万円、営業利益481億2400万円、経常利益531億1400万円、最終利益450億5100万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6460
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