【ゲームエンタメ株前場(10/3)】Link-Uとワンプラがストップ高 希薄化懸念からgumiは一時ストップ安に【チャート掲載】

10月3日前場の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比647円81銭高の4万5584円54銭で午前中の取引を終えた。一時805円高まで買われる場面があった。自民党総裁選挙を明日に控えており、先物主導で上昇しているという。指数寄与度の大きい半導体関連が高い。

 

【主要指数】
・日経225: 45,584.54(+647.81)
・TOPIX: 3,125.08(+37.68)
・ドル/円: 147.66(+0.41)
・ダウ: 46,519.72(+78.62)
・ナスダック: 22,844.05(+88.89)
・SOX: 6,626.38(+126.10)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は73銘柄(76%)、下落は20銘柄(21%)、変わらずは3銘柄(3%)で、買い優勢だった。

個別名から見ていくと、前日引け前に急落したLink-U<4446>が急反発してストップ高となったほか、『HUNTERXHUNTER』の新作アプリの開発を発表したワンダープラネット<4199>もストップ高買い気配となった。ブシロード<7803>も高い。円谷フィールズHD<2767>、日本ファルコム<3723>が値上がり率上位に入った。

 

他方、資金調達による希薄化を懸念されたgumi<3903>が一時ストップ安まで売られたほか、イオレ<2334>、KLab<3656>、メガチップス<6875>も値下がり率上位に入った。

 

大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、任天堂<7974>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、ユークス<4334>が高く、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が高く、モバイルファクトリー<3912>が変わらず。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、エディア<3935>、フリュー<6238>が高く、サンリオ<8136>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>が安い。

  

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。