フリュー<6238>は、この日(10月17日)、2025年9月度の月次売上高(速報値)を開示し、前年同月比3.3%減の32億0800万円だったと発表した。主力2事業がプラスだったものの、ゲームやアニメ、カラーコンタクトの販売などを行うフリューニュービジネスの落ち込んだ。ただ、ニュービジネスは、事業規模の関係上、新製品のリリース時期によって売上が大きく変動する傾向があるため、事業の悪化とは一概には言えないので注意してほしい。
セグメント別でみると、主力の世界観ビジネスは、国内クレーンゲーム景品・高価格帯ホビーが好調だったことにより、同5.2%増の20億2700万円だった。ガールズトレンドビジネスは、ピクトリンクの価格統一の効果により同2.0%増の10億4500万円だった。主要KPIの状況は、総プレイ数が同4.8%減、ピクトリンク会員は同9.4%減だった。
なお、2025年4月からの累計は、全体が前年同期比0.8%減の214億5800万円だった。内訳は、世界観ビジネスが同10.9%増の137億6000万円、ガールズトレンドビジネスが同3.4%減の70億1300万円、フリューニュービジネスが同64.9%減の6億8500万円だった。
月次売上高の推移は以下の通り。
