【ゲームエンタメ株概況(10/20)】「にじさんじ」ソウル公演を発表のANYCOLORが高値更新 国内証券が目標株価を引き上げのソニーグループは3日ぶりに反発

10月20日の東京株式市場では、日経平均は大幅反発し、前日比1603.35円高の4万9185.50円で取引を終えた。自民党と日本維新の会による連立政権が樹立される見通しとなり、自民党の高市早苗総裁が次期首相に選ばれることが濃厚になったことで、積極財政政策を期待した「高市トレード」が再開される形になった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち上昇は75銘柄(77%)、下落は19銘柄(20%)、変わらずは3銘柄(3%)で、上昇した銘柄が多数を占めた。
中で、ANYCOLOR<5032>が大幅反発し、年初来高値を更新した。ANYCOLORは、前週末10月17日に「にじさんじ」7周年を記念したライブツアーのソウル公演の開催が決定したと発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、任天堂<7974>が続伸したほか、バンダイナムコHD<7832>やコーエーテクモHD<3635>など家庭用大手ゲームも総じて買われた。
ソニーグループ<6758>は、野村証券が投資判断は「ニュートラル」を継続したものの、目標株価を4500円から4700円に引き上げたことも下支えとなり、3日ぶりに反発した。
ほか、ネクソン<3659>やgumi<3903>、サイバーステップ<3810>なども買われた。
半面、松竹<9601>が3日続落となったほか、フリュー<6238>やIGポート<3791>などもさえない。
そのほか、エディア<3935>やNJHD<9421>なども安い。

会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長 吉田 憲一郎/代表執行役社長CEO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入12兆9570億6400万円、営業利益1兆4071億6300万円、税引前利益1兆4737億2600万円、最終利益1兆1416億円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- ANYCOLOR株式会社
- 設立
- 2017年5月
- 代表者
- 田角陸
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高428億7600万円、営業利益162億7900万円、経常利益162億1400万円、最終利益115億1000万円(2025年4月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5032