サイバーステップ、株主のQL有限責任事業組合など7社から総額50億円の借入を実施 運転資金と子会社の迅速な業容拡大に対応するため
サイバーステップ<3810>は、10月20日、運転資金と成長に向けた資金を確保し、子会社の迅速な業容拡大に対応するため、総額50億円の借入に関する取引基本契約を締結したことを発表した。
同社は、2025年9月上旬より、株主であるQL有限責任事業組合をはじめ、同組合からの紹介先や、同社取締役の知人が経営する法人と資金支援の相談を開始した。その後、同社の資金需要や成長戦略への理解を得られたことから、下記7社より資金提供の意向を得たという。
QL有限責任事業組合…10億円
QL第2号有限責任事業組合…10億円
株式会社Tiger Japan Investment…10億円
エクスヒューム有限責任事業組合…8億円
株式会社Cools’97…2億円
富士キャピタル有限責任事業組合…5億円
合同会社つながる…5億円
なお、最終返済期限2025年11月28日で、同社はて現物出資(デッド・エクイティ・スワップ)により弁済する予定。調達資金の使途は、グループの運転資金に6億円、M&Aおよび新規事業運営資金に44億円としている。
なお、この資金借入が同社の今期業績に与える影響は現在精査中だという。今後、開示すべき事項が発生した場合には速やかに発表する方針だ。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップホールディングス株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 湯浅 慎司/創業者 代表取締役会長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高25億400万円、営業損益17億8700万円の赤字、経常損益19億1600万円の赤字、最終損益16億9500万円の赤字(2025年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810