東宝<9602>のTOHO animationの8月中間決算の営業収入は、前年同期比11.0%減の214億6300万円だったことを明らかにした。「薬屋のひとりごと」「呪術廻戦」「ハイキュー!!」などの配信収入とキャラクターライセンス収入が好調だったものの、グッズなどの商品物販や映像パッケージ販売は前年同期に好調だった作品の反動等で減収となったため。
前年同期においては、キャラクターグッズは「ハイキュー!!」や「呪術廻戦」、映像パッケージソフトは「葬送のフリーレン」「ウマ娘 プリティーダービー」などの販売が好調だったとのこと。
国内劇場公開の収入を含めると、営業収入は、前年同期比28.4%減の219億6700万円だった。劇場公開の収入は前年同期比で92.3%減の5億0400万円と大きく低下した。前年同期は「劇場版 ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」「僕のヒーローアカデミア THE MOVIEユアネクスト」がヒットしており、今期はそれに相当する作品がなかった。

会社情報
- 会社名
- 東宝株式会社
- 設立
- 1932年8月
- 代表者
- 取締役会長 島谷 能成 / 取締役社長 松岡 宏泰
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 営業収入3131億7100万円、営業利益646億8400万円、経常利益644億5500万円、最終利益433億5700万円(2025年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9602