
モバイルファクトリー<3912>は、この日(10月24日)に開示した第3四半期の決算説明資料で、主力タイトル『駅メモ!(ステーションメモリーズ!)』で実施したIPコラボ内のレイドイベントが第3四半期の業績拡大をけん引したことを明らかにした。「駅メモ!」シリーズでは、『ざつ旅-That's Journey-』や『魔法騎士レイアース』『ローゼンメイデン』とのコラボを行っていた。
さらに、ユーザーの移動を促進するイベントにより、移動系商材の売上も好調だったという。新潟県燕市とのコラボキャンペーン「しいらと巡る「ものづくりのまち燕」にときめく旅」として、デジタルスタンプラリーを実施していた。このほか、新宿と神戸、博多のマルイでPOP UP SHOPも開催した。
なお、同社では、「駅メモ!」への広告投資を強化し、ユーザーの移動を通じた経済圏の拡大を目指しているという。経済圏拡大に繋がるM&Aも積極的に検討するとのこと。さらにClaude Codeの試験導入など、AI駆動開発への取り組みを強化し、開発工程の効率化やドキュメント作成の自動化を進める考え。

会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億1700万円、営業利益10億5800万円、経常利益10億5700万円、最終利益6億9900万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912