【ゲームエンタメ株概況(10/24)】2Q業績予想を上方修正のコーエーテクモHDが3日ぶりに反発 ソラナ・トレジャリー事業で業務提携を発表のモブキャストHDは急騰

10月24日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比658.04円高の4万9299.65円で取引を終えた。米中の首脳会談が実現する見通しとなり、米中対立への懸念が後退したことで朝方から買いが先行した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち上昇は28銘柄(29%)、下落は66銘柄(68%)、変わらずは3銘柄(3%)で、下落した銘柄が多かった。
中で、コーエーテクモHD<3635>が3日ぶりに反発した。コーエーテクモHDは、第2四半期累計の連結業績予想の上方修正を発表しており、特に経常利益と最終利益が資産運用の好調で大きく上ブレしたことが株価の評価材料となったようだ。
また、モブキャストHD<3664>が急騰した。モブキャストHDは、SBIホールディングス<8473>の子会社ビットポイントジャパンとソラナ・トレジャリー事業で業務提携すると発表したことが市場の強い関心を集めているもよう。
ほか、サイバーステップ<3810>やマイネット<3928>、KLab<3656>などが買われた。
半面、東京通信グループ<7359>やワンダープラネット<4199>、東宝<9602>などが安い。
後場寄り後に発表した第3四半期決算は増収増益となったものの、前期比で3.6%の営業減益を見込む通期予想を据え置いたモバイルファクトリー<3912>は後場に入って下落に転じた。

会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高30億7100万円、営業損益1億5700万円の赤字、経常損益1億8900万円の赤字、最終損益1億6900万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高831億5000万円、営業利益321億1900万円、経常利益499億8800万円、最終利益376億2800万円(202年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635