博報堂DYMAPと立命館大学、アニメのジャンル統合化と内容変遷に関する共同研究を開始

博報堂DYミュージック&ピクチャーズと立命館大学アート・リサーチセンターは、この日(10月27日)、アニメーションのジャンル細分化・多様化に対応するため、ジャンル体系の統合とアニメーション内容の経時的変遷に関する共同研究を開始したことを明らかにした。

両者はこれまで、アニメのマクロトレンド分析のためデータ基盤の構築や知識体系の整備に取り組んでおり、立命館大学映像学部の福田一史准教授らのチームは、アニメ作品のあらすじのテキストマイニングによる物語トレンド変遷や、キャラクターの瞳・髪色のマクロ的な傾向分析などの事前調査を実施してきた。

共同研究では、配信プラットフォームやアニメ情報サイトなど複数のジャンル体系を可視化・統合し、多様化するアニメジャンルの全体像を明らかにすることで、ジャンル構造の把握と内容の経時的変遷分析を可能にし、アニメファンのジャンル意識への理解を深めることを目指す。

博報堂DYミュージック&ピクチャーズは魅力あるコンテンツ提供を、立命館大学アート・リサーチセンターは日本コンテンツの学術研究を推進しており、両者の共創により日本アニメファン層の最新の実像を捉えることを目標に共同研究を進める、としている。

 

博報堂DYミュージック&ピクチャーズ(博報堂DYMAP)

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