【ゲームエンタメ株前場(10/29)】アドバンテストが主導し日経平均5万1000円乗せ エンタメ系は8割が下落と売り優勢【チャート掲載】

10月29日前場の東京株式市場は大幅反発。日経平均株価は、前営業日比1030円64銭高の5万1249円82銭で午前中の取引を終えた。取引時間中の史上最高値を更新し、初めて5万1000円台に乗せた。前日決算発表した半導体検査装置大手のアドバンテストが大幅上昇し、1銘柄で1000円ほど押し上げたという。日経平均構成銘柄のうち、値上がりが65、値下がりが165だったとのこと。

 

【主要指数】
・日経225: 51,249.82(+1,030.64)
・TOPIX: 3,287.90(+2.03)
・ドル/円: 152.07(-0.03)
・ダウ: 47,706.37(+161.78)
・ナスダック: 23,827.49(+190.04)
・SOX: 7,194.71(+26.73)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は13銘柄(13%)、下落は80銘柄(82%)、変わらずは4銘柄(4%)で、売り優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ユークス<4334>が高く、エヌジェイHD<9421>が変わらず、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>が高く、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、サンリオ<8136>が高く、タカラトミー<7867>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、シリコンスタジオ<3907>やSEH&I<9478>、サンリオ<8136>、まんだらけ<2652>が値上がり率上位となり、モブキャストHD<3664>、IGポート<3791>、Aiming<3911>、SHIFT<3697>が値下がり率上位となった。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。