gumi<3903>は、連結子会社のgC Labsが推進するAIやブロックチェーン技術を活用した「予測市場サービス」の事業化に向けた検討を開始した。本サービスは、政治・経済・社会・エンターテイメントなど幅広いテーマについて、ユーザーが将来の出来事を予測し、多数の意見や参加データを集め、客観的かつ精度の高い集合知データを提供、活用することを想定している。
海外ではPolymarketなどの予測市場サービスが既に事業として確立されており、gumiは、グローバルな潮流を参考にしつつ、ブロックチェーン領域における知見を活かし、公正性・透明性・遵法性を担保した予測市場を提供することで、日本における新たな市場創造を目指す、としている。
また、単なる予測市場プラットフォームに留まらず、ゲーム性やエンターテイメント性を融合させ、暗号資産の新たなユースケースも取り込むことで、より幅広い層のユーザーが楽しめる仕組みの構築を検討していくとのこと。
今後、メディア関連企業およびデータ分析関連企業や研究機関等との共同での実証実験を視野に、サービス設計と社会実装に向けた具体的な検討を進めていくという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高89億4200万円、営業利益3億7000万円、経常利益21億300万円、最終利益20億6300万円(2025年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903