【ゲームエンタメ株概況(10/31)】2Q決算で最高業績更新のコナミグループが大幅続伸 子会社の新作『ARC Raiders』が好スタートのネクソンも続伸

10月31日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比1085.73円高の5万2411.34円と初の5万2000円台乗せで取引を終えた。日銀の金融政策決定会合の会見を受けて、早期の追加利上げ観測が後退したことが強い追い風となった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち、上昇は64銘柄(66%)、下落は29銘柄(30%)、変わらずは4銘柄(4%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、コナミグループ<9766>が大幅続伸し、一時2万6000円台まで買われた。コナミグループは、前日10月30日に発表した第2四半期決算が売上高、各利益項目ともに2期連続で過去最高業績を更新したことが市場から素直に評価される格好となったようだ。
また、子会社のEmbark Studiosの新作『ARC Raiders』が国内Steam売上ランキングで2位となるなど好調なスタートを切っているネクソン<3659>も続伸した。
ほか、オルトプラス<3672>やバンク・オブ・イノベーション<4393>が買われ、ソニーグループ<6758>は4日ぶりに反発した。
岩井コスモ証券が投資判断「A」を継続し、目標株価を4800円から5000円に引き上げたカプコン<9697>は4日ぶりに反発した。
半面、意欲的な中計が評価され前日は買われていた東映アニメ<4816>が反落した。
KLab<3656>やシリコンスタジオ<3907>、gumi<3903>なども安い。

会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4462億1100万円、営業利益1241億7600万円、税引前利益1959億8700万円、最終利益1348億4800万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4216億200万円、営業利益1019億4400万円、最終利益746億9200万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766