
任天堂<7974>は、11月4日、2026年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料より、同社のハードウェアとソフトウェアの販売状況(セルイン)についてを取り上げたい。
Nintendo Switch 2は、発売直後の第1四半期の582万台の販売と比較するとやや売上が落ち着いたものの、454万台の販売となって好調を維持し、9月末までの約4ヵ月間で累計販売台数1000万台を突破した。
また、Nintendo Switch 2ソフトウェアは、本体と同時発売の『マリオカートワールド』が957万本、7月に発売した『ドンキーコング バナンザ』は349万本となり、他社ソフトメーカーの発売タイトルと合わせて、販売本数が2062万本となった。
Nintendo Switchソフトウェアは、前年同期比12.4%減の6156万本となった。Nintendo Switch 2がNintendo Switchソフトにも対応していることもあり、前期以前に発売したタイトルも順調な販売となったという。
同社はこうした販売状況を踏まえ、通期の予想販売数量を修正しており、Nintendo Switch 2ハードウェアは期初予想比400万台増の1900万台、ソフトウェアは同じく300万本増の4800万本へと変更している。
また、Nintendo Switchハードウェアは同50万台減の400万台を見込むものの、ソフトウェアについては2000万本増の1億2500万本へと変更した。

会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆1649億2200万円、営業利益2825億5300万円、経常利益3723億1600万円、最終利益2788億600万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974