
マーベラス<7844>は、9月中間決算の発表で音楽映像事業について、売上高が前年同期比16.0%減の18億8300万円、セグメント利益が同183.6%増の4億8300万円と大幅増益だったことを明らかにした。前期の不採算事業整理により減収となったものの、採算改善効果に加えて、舞台公演でのヒット作に恵まれたこと、テレビアニメの過去作の二次利用収入を計上したため、と説明している。
同社によると、舞台公演では、「ミュージカル『テニスの王子様』4th シーズン」や「舞台『刀剣乱舞』」の新作公演を実施したほか、今期の新作「舞台『日本三國』」、「舞台『賭ケグルイ』」の公演を実施した。
9月に公開となった『キミとアイドルプリキュア♪』の劇場版について、2023年、2024年の劇場版に続く、3作品連続での興行収入10億円超えを達成するなど好調だった。TVアニメについては『9-nine -Ruler's Crown』と『ブスに花束を。』を7月から9月まで放送した。
今後のラインナップとしては、テレビアニメでは『素材採取家の異世界旅行記』と『転生悪女の黒歴史』を 10 月より放送開始した。
舞台公演では、「ミュージカル『新テニスの王子様』」、『Dancing☆Star プリキュア』などの人気シリーズの新作公演や「ミュージカル『薄桜鬼』」のライブ公演に加え、新たに舞台化となる「ミュージカル『PandoraHearts』」、「ミュージカル『スキップとローファー』」等を予定している。
