LINEヤフー、『Yahoo!フリマ』で新作ゲームソフトの定価以上での販売を一定期間禁止

LINEヤフー<4689>は、フリマアプリ『Yahoo!フリマ』において、新作ゲームソフトの定価以上での販売を一定期間禁止する取り組みを二次流通市場で初めて11月13日から導入する。この取り組みは、2025年6月から実施している高額転売対策をさらに発展させたもので、誰もが安心して公正な取引を楽しめる環境の実現を目指す、としている。高額転売は、ハードウェアで起こることが多くまた注目を集めるが、ゲームソフトについては限定版や初回特典付きのソフトが対象にされやすい。

近年、発売直後の人気商品を中心に、定価を大きく上回る価格での高額転売が問題となり、ユーザーが安心して適正価格で取引できる環境の整備が求められている。『Yahoo!フリマ』はこれまで無在庫出品や画像の盗用など不正な転売行為への対策を行ってきた。今回の新たな取り組みは、こうした継続的な対策をさらに発展させたものであるという。今後もゲーム以外のカテゴリへの展開も視野に入れ、公正で健全なエンタメ市場の発展に貢献していく。

一方で、エンタメ市場では「推し活」文化が広く定着し、関連グッズやコンサートグッズなどの需要が拡大している。こうした背景から、エンタメ・ホビー領域の個人間取引市場が活発化し、フリマアプリを通じた取引が一般的な購買行動の一つとなりつつある。累計ダウンロード数3,000万、ユーザー数は約1,000万人を突破し大きく成長を続ける『Yahoo!フリマ』においても、エンタメ領域の商品取引数は前年比180%と急成長している。

『Yahoo!フリマ』は、拡大するエンタメ市場を重要なカテゴリの一つに位置づけ、ユーザーがより安全安心に取引でき、さらにお得に楽しめる環境づくりを進めている。今後もエンタメ領域の売買を安心・快適に楽しめるよう、ユーザーのニーズに沿ったさまざまな施策を順次展開していくとのこと。

LINEヤフー株式会社
https://www.lycorp.co.jp/

会社情報

会社名
LINEヤフー株式会社
設立
1996年1月
代表者
代表取締役会長 川邊 健太郎/代表取締役社長CEO 出澤 剛/代表取締役CPO 慎 ジュンホ
決算期
3月
上場区分
東証プライム
証券コード
4689
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